2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
あのとき ぼくはノンセクトラディカル じゃなくノンポリ いやノンセクトドジカルだった あまりモノはなかったけれど いろんな面白いコトがあった ルンペンプロレタリアートでひもじかったけれど 自由で楽しかった あの大阪万博へ6000万人も行ったそうだ…
なにげなく 幸せな日常に ボ〜ンボ〜ン古時計が鳴ると 平板な永遠の世界が侵入して あたたかな部屋に眠る私を連れ去っていく ペラペラな私は宙にペラペラ漂い 詩というライバルが 私を見出し 私をつくる 恋はポッカリ空に浮かんで 情となって降ってくる 血迷…
ぎゃーん ふにゃーー にゅーーん ふぎゃー ぎゃーーーー 夜中に猫がさかっている 100年前も1000年前も こうしてさかっていたんだろう こちらまで声は聞こえて来ぬが どこかあちこちで 人間もさかんにさかる 春の土曜の夜 *
詩っていうのは けっきょく言葉なんですよ 日常の会話から 新聞や雑誌やテレビから 本から 出会いから ささやかな発見から 言葉を拾い集めて こねて もんで ねじって たたいて あなをあけて 自分流に再構成して 展示する それがぼくの言葉の展覧会 * ★**…
外から見たらこんなにおかしくて まちがいだらけなのに 内にいると くそまじめに さも正義があるかのように 声高に 誇らしげに はたまた画面ではおもしろおかしく 殻をはって頑固に 蛸壺の中から言い張っている あれかこれか あれかこれか 閉じられた議論 内…
わたしはなにができるのか あれもこれもできるようにと やりたいことをぼうにふり いすにしがみついたばかりに ちょうとっきゅうではしりまわらされ ひにひにつかればかりがふくらんでいき おおきなふかいあなにおちこんだ とじられたせかいで じとじとぺっ…
主婦のブルース 刺激もなければ華やかさもない 関係が狭いし世間知らず ちやほやされず気後れがする わたし、もっと違う人生があったのでは 恥ずかしさがポロポロ この平凡さ 平板な日常 バカになって喜んで日々を送る 少しだけほんの少しだけほしいもの そ…
音はきりりと引きしまり 知的で 芯から豊かな表現 やがて気品豊かで多彩な魅力 躍動! 情動! 頻出する自然なテンポ変化 寸分の生の耀きが音に表れた 余韻まで続く緊張 ・
いま列島に住む人たちの背後に忍び寄る 貧困 それが少しずつ見えてきた 少しずつ聞こえてきた モノは市場に溢れているけれど 手を出せば届くけれど 画面では明るく笑いはしゃいでいるけれど 貧しい おそろしく貧しい方へ向かっている 生きづらい 競わされ効…
ある日 なぜか ふらっと 乗っている電車のなかで 自分が下りる駅を通り越して このままずっと 乗っていようと思った 見慣れた風景 いつもの食卓 いつも通る道 人生ってこんなもの? 終着駅から別の列車に乗り換え また別の列車に 予期せぬことをもとめて 旅…
時代は大きくうねっている いつの世も生真面目で不器用な人がいる あれよあれよと言っている間に 世の中はどんどん変わり そのめまぐるしさに突き放され 翻弄され もう流されるだけ こんなひ弱な自分なのに 何かを過剰に守らなければならないと 誰かを攻撃し…
うーんと りょうてをあげせのびして ばたんっ とたおれてねころんでみる そこはクローバーがいちめんに生えている 幸せはないかとさがしてみる がなかなか見つからない そんなのさがしてなんになるとぺんぺん草 柿のわかばが笑う そんなのおかまいなしに 小…
まぁ きれいな顔になって つやがあるなあ 20歳ぐらい若くなってはる 苦しまなくてよかった 5人で持って棺の中に入れた ぼくは足のあたりを持った 軽かった ゲートボールの玉が入れられた 固い物は燃えませんよ 焼き場の人に言われますよ でも 後で知りま…
憎悪が 少しずつふくらんで ふくらんでふくらんで 殺が現れた いったん顔を出すと この殺はどうしても消えない ルサンチマンとしての殺 そこで一つの道具が持ち出され 決行のために 憎悪をはらすためにと なんのためらいもなく 憎悪は銃にとって変わる 銃は…
島に吹き抜ける 冷たい風が オレは好きだった そそり立つ荒々しい 岩山の影が海に落ちる 遠くで止めどない 珊瑚礁の白化が進行する オレは沈まない太陽を じっと見つめ続けていた あちこちで荒れ地が広がる どうしようもない人間 がどうしようもないことをす…
「しだれ桜」♪ さくら こんなにも咲き乱れて すべて上手くいくと思っていた どんなときも会いたくて会いたくて ずっといっしょにいたくて 別れはすぐにやってきた 肩においてくれた手をそっとほどく 失いつつある時間 少し吹いた風に花びらが舞い落ちる いま…
ぬぐぬぐ 赤 足で ひょいひょい 足あげ くるりと アッハッハ さそって ひょいひょい 足あげ ふたりで くるりと そらして アッハッハ まどからかおだし ぬぎぬぎ はだ がいぶにむかって アッハッハ * ★********* ギャラリー「R・P」へグループ展で…
さくらの花びらが舞っている そっと そっと 手を出して さくらの花びらを集めて 別れるわたしの目の前で さくらを散らせてくれた あのひと さくらの花びらが舞っている そっと そっと 手を出して 花びらをいちまいのせてみよう *
ここはひとつのプラットフォーム いろんな小さな物語が行き交い 交換している 自分の振る舞いに誰かが反応してくれる その喜びに この関係は止められない 電車男がいたりロードスがいたり 蜘蛛の巣の網は張り巡らされ ゲームを楽しむように 言葉が飛び交って…
安っぽくなった夢口を閉ざしたままの希望 *
店に入ってきた男は 目をギロギロさせていた 口から発する声は 自信に満ちていた より質を求め 最高の物を買いたい 自分は絶対者だ だから店の中にいる他の買い物客とは誤差が生じた 早く自分の目当ての商品を買おうと焦った しかし買いたい物がわからない …
平等会議 ポジションを決めるのに おおっぴろげに全員が話し合った それぞれ自分の思惑や欲望を実現しようと ワイワイ主張しワイワイ取り合った 理想の観念は時として 作り出した人間を裏切る 結果 何人かの心の奥深い片隅に 癒えぬ痼りだけが残った
姑息な予防線がはられて 不可解な儀式が進行していく 密室にある安楽椅子には 男と女の欲望に答えられるような仕掛けがしてある 男が三人と女が四人 それぞれのエゴがぶつかりあう またたくまに時間が過ぎて 椅子は燃やされ灰になり 意外な結末が訪れる 偶然…
入ってみると 小ぎれいで快適そうな家々がある 右にも左にも どこまで行っても似たような風景が ずーっと続いていく あちこちに監視カメラが回っているが 子どもたちの遊ぶ姿はない 似たような風景が途絶えたかと思うと もうそこは出口 ここには入り口と出口…
ヴォ路路路路路ロー ヴォ路路路路路ローン はじめてこんな怪しい物を見た 山の上に浮かぶ この巨大な機械はなんだ!! どうしてあらわれたか どこへいくのだろう ヴォ路路路路路ロー ヴォ路路路路路ローン 音が耳に取り憑いてしまった あれから50年 もうあ…
それぞれあちこちに いっぱいいろんな物語をつくって それらの物語を渡り歩く つくるものとよむものが でーたべーすを共有し じゃんるを使いこなす あちこちに とにかく物語はあちこちにはんらん 想像力の環境 キャラクターのために あちこちに かくしてひと…
内で誇って 内で威張って 内で驕って 内で吠えて けどよー 食糧だってエネルギーだって 外から入ってくるものばっかりだし 外がなかったらやっていけないし そんでよー 環境だってみんなで考えなければならないものだし 近隣とも仲良くやっていこうと言わな…
一日に一回は 人に喜んでもらうことをしたいと思ったことがある が、それがなかなか難しい でもそう思っているだけで自分も喜んでしまう 嫌みな人にも苦手な人にも 心の持ちよう そう思うようにすれば少し楽しさが芽生えてくる 今日も ちょっとした親切 ほん…
BSの力が衰えている Sの過剰や氾濫がその証左だ みんなが共有してきたものが 合意がなくなり 抑圧と感じている やがて別の感性にとってかわられるのだろう BSは消えたかとおもわれるのだが ある日復活をはかるかもしれない 強大な力でもって ・
「言葉とイメージ展」 〜ギャラリー「R・P」 展覧会期間 Part1 2007年4月2日(月)〜7日(土) Part2 4月9日(月)〜14日(土) 計14人のアーティストが参加展示します。「R・P」↓ http://rtenp.exblog.jp/ ●●●●●●●● 「言葉とイメージ」 言葉…