2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「草いきれ」って何ですか と誰かが訊きました 草いきれというのは 家の外に出ると あたりいちめんから 私を包んでくれる それはステキな 幸せいっぱいの自然の匂いです 夜の山里を包む匂いでもあるんです ああ、 生きているなあ ・ ・ ・ ・ ・
わが書斎の入り口軒下にツバメが巣をつくりました ツバメが入っては出て行き 出て行っては入ってきます クチュクチュ 糞が落ちて来るので新聞を下に敷きました クチュクチュ ツバメが入っては出て行き 出て行っては入ってきます クチュクチュ 5月末のある日…
わがやへやってきた9人で裏の里山へ行き チョロチョロ 水の流れ落ちる音を聴きながら みんなでお弁当を食べました 緑のなかでワイワイと ビールも飲みました その後、わがやで『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン)の 読書会をしました みん…
レタスの葉っぱでできた おうちに しばらくご滞在 あちこちがおいらの別荘さ この別荘も なかなか居心地がいいなあ (カエルさまのお言葉より) ・・ ・ ・
雨が降り始めました 5月の雨 静かな雨音です 小鳥の歌のメロディは聴きほれます 蛙の合唱もバックミュージックに入りました 今日の酒のサカナはこれです ・ ・ ・ ・
山がけむっています 晩春の夕暮れ 田んぼに苗が見事に並んで植えられています 薄暗い空から雨粒が降ってきて 空を映した巨大な画面に 小さな水輪があちらこちらに広がります もう た・そ・が・れ 美しい水墨画の世界 ・ ・ ・ ・
ほったらかしの花壇にいろいろ生え育って あたしもあたしもと 次から次へと花を咲かせています こんなとき思い出す山頭火の句 なにがなんやら みな 咲いている 花壇を眺めていて気づいたことは 5月の花はムラサキっぽい ・ ・ ・ ・
わがやの庭の石垣下の溝に カニが棲みついている あたたかくなった5月の 雨降る日に ひょっくら出てきた なにやつが来たんだ コノヤロウ おれがやっつけてやる きっと可愛い子どもがいるのでしょう ・ ・ ・ ・
アヤメ ショウブ カキツバタ どう違うのか このまえ、教えてもらいました でも、もうすっかりどれがどれだか忘れてしまいました これは水辺から離れて咲いているのでアヤメ 水の中にあるのでカキツバタ ショウブはその中間・・・ だったか ええい、よくわか…
**
・ ・ ・ ・
昨年まで、ドクダミが生えると刈り取っていました でも こんなに愛らしい花を咲かせているのを 初めてわかりました ドクダミのいいところを発見したからです 楽しいつきあいかたが見えてきました この春 ドクダミのサラダを食べました ・ ・ ・ ・
しあわせをみつけよう きっと どこかにあるはずだ もっとふかいなにかが こんなみどりのハートが みっつ クローバー ・ ・ ・ ・
花びらを いちまい、いちまい またいちまい 落としてしまって・・・・・ ああ、あたしのじんせい 花の一生は短くて・・・ ・ ・ ・ ・
われおもう ゆえにわれあり じっと じーっとしているのが好きさ ああ、えものがこないかな ・ ・ ・ ・
びゆーん 滴のすべり台 すべるのって 面白いな いや〜ん くすぐったい でも ああ、いいきもち ああーー ・ ・ ・ ・
なんてったって 赤が好き ピンクは恋を誘う いまだよ 今、さそわなきゃ ・ ・ ・ ・
もうすぐだな 花を咲かせるのは そんなにあせるなよ ゆっくりいこうぜ 短いじんせい いまここを通りかかった 孤独な旅人 ・ ・ ・ ・
じーーっと あなたがやってくるのを待っているわ あせってなんかいないよ ひとりでもやっていけるから いつか あなたがやってくるまで 枯れてしまっても ・ ・ ・ ・
いまにも こぼれおちそうな ほんのいっしゅんの かがやき 何億年か後 ヒトが絶滅してしまった 地球を想う この刹那な煌めきに 花を持った わが指先をじっと見てみる ・ ・ ・ ・
ここには 透明な宝石がいっぱい ああ、 しばしの贅沢 葉っぱの上にできた いっしゅんの 美 し さ★ ・ ・ ・ ・
妖艶な目配せで ねぇ、あなた あたし、とてもきれいよ いま、さかりなの ちょっと寄っていかない と言って誘ってくれたのは ぼくじゃなく 虫さんでした ・ ・ ・ ・ ・
白い美人が あちこちから おしゃべりしています 「あたし、きれいでしょ」 「あ〜ら、あたしの方がもっときれいだわ」 「いえいえ、あたしのほうこそ」 みんな譲ろうとしません ・ ・ ・ ・
こんな真っ赤になったヘビイチゴを 一度食べてみたいのですが 毒があるのでしょうね ・ ・ ・ ・
わがやの石の階段の 石を割って生えてきた欅の 葉っぱの上に 大きなアリと小さなアリがいます いまのところ けんかはしていません ・ ・ ・ ・
ちょっとーあんた 寄ってらっしゃいよ あたしはとてもきれい いま、さかりなの ・ ・ ・ ・
まっしろい 清潔な 妖艶さが 5月の ほんのひととき 舞っています 見落とさないでください ・ ・ ・ ・
おもいがけない神秘さと驚きに出会います ここでも あそこでも 5月の朝の世界は 感激に満ちています ・ ・ ・ ・
パッチリと 朝早く目が覚めて 戸をあけると 周りは花だらけでした 5月です こんな素敵な世界があったんだと これを留めようとカメラを取り出して パチパチ撮りまくりました 何百枚撮ったことでしょう これまでとはまた違ったカメラアイを見つけました ここ…