2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧
キキョウの花が ゆれている どこか とおい わからないところで 死んだ 若者 夥しい人たち (死んだ人たちには みんな生まれ育ったふるさとがあるのに) (かつて・・・) (いったい だれが なんのために このような・・・) (これからも こんなことがおこ…
田や野山は緑々 赤、黄、白と庭に花は咲き乱れている 青い青い空に 白い雲が流れてゆく 青空を雲がおおい 雲が流れ雲が消え 澄みわたった空の 遠い遠い日に 今ここに住み働いている人は 一人もいない 私はいない ・ ・ ● ・ ・
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あっ、こんなところに可愛い花が 大都会の道端のコンクリの割れ目に 名も知らない 可憐な花 今日は急行の満員電車じゃなく 鈍行に乗って のんびり帰ろう 大阪の空 ・ ・ ・
なにか いや〜な感じ どこか うえのほうで かってにきめられて 近々なにかおそろしいものがおりてくる感じ そんな気配 知らないあいだに しのびよってくる危機のような なにか いや〜な感じがするこのごろ ・ ・ ・ ・
想像してみりゃ だれだって分かるだろ (何人かの人たちの想像力が 枯渇しているだけなんだ 特に、トップの人たちの) 勇ましく語って 勇ましく出て行った が その裏はみじめでみすぼらしく 悲惨なもんだ トイレなんてものはない 蚊や嫌な虫にたかられ 根拠…
もうずっと前から 我が家の軒先の溝に サワガニたちが棲みついている ふだんは石垣の中に引っ込んでいるが ときどき おそるおそる顔を出して周りを伺い すぐ引っ込める でも 雨が降りだすと みんなにょこっと顔を出し 体を踊り出し 待ってましたとばかりに …
大きなサトイモの葉の上に 蝉の抜け殻 きみはどこへ行ったんだろう この世は楽しいかい おもいっきり鳴いて おもいっきり羽ばたいて 短いいのちを全うしようじゃないか ああ、こんなところに 少女の帽子の上にも 蝉の抜け殻 ・ ・ ・
「人というのは不思議な生き物 何かにすがって 何かに夢中にならずにはいられない 芸術、スポーツ、宗教、・・・等 夢中になるものが見つかれば 人は生きていて救われる」 と103歳になって分かったことを シノダさんは語っている なるほどその通りだろう …
あるとき 青空を灰色雲が覆い どしゃぶりの雨を降らす あるとき 河原のきれいな石は 洪水で全部流される あるとき 人は心臓発作でバッタリ倒れる そう、いつも私たちは あるとき 壊滅的なものがやってくることを 予期しておかなければならない あるとき ふと…
もしも 見えない幸せがあちこちに落ちているとしたら こころあるだれかが気付く もし かしたら これかも やっぱりもしもし もしもーし もしも 詩 ・ ・ ・
暑い暑い夏 熱いおもいに 熱いおこない そんな若者が少しずつ増えてきた こりゃ 駄目だな 暗く恐ろしい時代に逆戻りかなと失望していたが 鬱陶しい空気がゆらぎ 新しい熱い風が流れてきた 熱狂ーー ひたすら理想的なものに 純粋にモラル的なものに向かい 利…
ろくにんで のんびり 湯ったり くまののゆ よいしょでお世話になった人たちを招待して 遊ったり楽しんだ 有馬富士の麓の川沿いの道を 草花を愛でたり歌ったりして散策してから 三田の温泉・くまののゆに湯ったり入って ゆったり食事をした ろくにんで癒った…
夕方、よいしょ3000枚が届いたと ハヤシさんから電話があって うちの家でオリオリを始めた そのうち ワタリさんが来て サカモトさんが来て やっとつかまったオカダさんが来て (みんな、その時の連絡で即座に来てくれて) オリオリを続けた 世間話をした…
5人のびじゅつのせんせいたちが わが田舎家にやって来て 庭でバーベキューをする 予定だったが 生憎 雨が降り それは中止して 買ってきてくれた弁当やおかず等をつついて 一杯飲み さいきんの美術じょうほうなんぞを語り合いながら わいわいと過ごした 雨が…
ヒマリちゃんとケンタくんと3人で 裏山へ行って竹を切って来て 竹馬を3人で分業して作った さあ、できあがり 乗ろうか でもこれは難しい 低い方も持ってもらってやっと歩ける ああ、腹減った また 徒歩2分の裏山へ行って長い竹を切って来て 半分に割った …
朝はよから オオノさんの車に乗せてもらって行って 机や椅子やテントを運んだり 組み立てたり 竹を立てたり 灯篭を並べたり・・・・・ われわれ実行委員と太陽光発電の人数名と 甲子園大学の学生さん18人と ナカスジ児童館からも数名と 太陽がサンサンと降り…
待っている いつか起こることを待っている いつか素晴らしい 奇跡が起こることを待っている 一生に一回か二回程しかやって来ないものを 待っている 日々 心の準備をしながら ドキドキしながら ・ ・ ・
わたしという ただ一つの とっても大切な かけがえのない1 でもその1は たくさんの中の1にすぎない それに気付くこと それを知ること そのバランスをとること わたしは1 あなたも1 かれもかのじょも1 あそこに歩いているあの人もその人も1 遠くのまだ…
The only one と one of them の間 バランスをとることの 大切さと 難しさ ・ ・ ・
田舎家のトイレに入ると 便器の横で 蛙が モウダメデス と両手両足を挙げ 干からびて 死んでいた もうこれで3匹目だ 今年はどうかしている こんなことは無かったのに 戸の下などガランと空いていて 逃げ道はとても簡単だったのに・・・ 人間もこんなときがあ…
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だるい 暑い 暑い だるい ただだらんと 何をする気も起らず 寝転んだり 横になったり ひるねをしたり だらだら だらんと過ごす 疲れがたまってだるい 旅をしてはしゃぎ過ぎたのか 畑仕事で働き過ぎたのか 飲み過ぎたのか 暑さのせいなのか ただだらんと だら…
夏休みの由布院は人でごったがえしていた あちらで中国語こちらでハングル どこかから英語やしらない国の言葉 あれっ 日本語が聞こえて来ない ・ ・ ・
浜辺で拾った カドが無くなった貝 まんまるい石 南国の旅の お土産 ・ ・ ・
夕方6時はまだまだ明るく 海に陽が射していた ぼくは人っこ一人いない海で泳いだ 65歳の夏 ・ ★ あの日の日時を 知らない人70% 戦後70年目の ヒロシマ・ ・
猛暑の夏の旅の黄昏に ぐぃっと冷たさを飲み干そう 海も山も空も 灰白色にぼやけてきた ※旅館の部屋から太平洋を眺めながら飲む缶ビールは最高に美味かった ・ ・ ・
なにもかもすべて 砂をかぶって みんな忘れみんな無くし すっきりしてしまった 指宿の砂蒸し風呂 ・ ・ ・
はじらうおとめのほっぺのように ほんのりとあかくそまって くれてゆく 南国の夕暮れ ・ ・ ・
人吉の 人は良し お人よし いい方たちだった ・ ・ ・