2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『「山里」』 No.3487

ほっとするつながりの場 山里に流れるピアノの ほのかなしらべ ひとはすいよせられるように あつまってなごやかにぺちゃらくちゃら つどう あたたかな空気がふんわりといすわったりふわーっとふいたり 時がたち時をこえてこの店はまた新たなかたちでよみがえ…

『じゅんなひと』 No.3486

これだけじゅんにいきてきたひとはほかにしらない よごれがまったくなくひんがあり やさしくてはじらいがあり おちついていてじぶんのきれいなしんねんをつらぬきとおしている まさに りそうの女せいいや りそうをこえている こんな女性がこのくににまだいる…

『やがて おっさんの時代は終わる』 No.3485

けっきょくなにもしないほうがいいってことがわかったそれがおっさんにはわかった やっぱりヒト科のオスって ばかやなアホウや おっさんがおっさんとたいこうしたりかくさくしたり たたかったりこんなことしなくてもいずれやがて 時がたてばおっさんの時代が…

『雨の晩春』 No.3484

シトシトシト静かにうるおしく 春の終わりに 久々の雨大地がしっとり 潤っていろんな鳥たちがうたい草木がよろこんでいる シトシトシト静かにうるおしく 霧がかかった山は雨をもらって より濃く緑化粧をしていくシトシトシト 静かにうるおしく晩春の雨が降っ…

『つながる 1』 No.3483

~ヒト界巷に流行る言葉~ 「つながる人と人 手と手をとりあって 世界がつながる ・・・」映像画面に 紙に 口に あっちこっち氾濫する つながる おどるふわふわ あちこちふゆうしておどっている言葉 でも とらんぷとちゅうごくとぷーちんときむじょおんが て…

『あぶなっかしいひと』 No.3482

あやういんですみていてはらはらしますほうってはおけないんですよあなたを ああ、そこはあぶないそこへいっちゃもともこもなくなる と みまもっていてカナリアになり すこしかじをとってあげ軌道修正もしてあげなくっちゃ ほんとにわかいぼくをみているよう…

『一条の明かり』 No.3481

それはまだ とても小さくて見えないけれどたしかに感じられる まごころをもってみればほら あの破れ戸から漏れてくるかすかな かすかな 一条のひかり ・ ・ ・

『流転の中の白骨』 No.3479

花が咲き花が枯れる 大堂へ上がる道の下あたりに埋もれている白骨 途絶える想いに雨が染み込む見えない白骨は静かに見守っている 困っている人を助けてあげられるのか私が困ったとき誰かが手を差し伸べてくれるのか もう目前の対面その間に立って 困窮してい…

『杖をつくひと』 No.3478

ヨロヨロと 痛みをこらえて杖にたよって歩くひとコツコツと辛い音を出しながら 右足を引きづってオロオロと ゆっくりゆっくり私は杖をつく 初めての体験 みんな いたわりの声をかけてくれたり湿布を持ってきてくれたり気づかってきれたり 弱っている時にどう…

『春風』 No.3477

ついさっき生まれた風やわらかく山笑うて ふかいしじまのなかへ 下手な生き方のものに春の風ふいて 少しずつ濃くなりゆきいつしか青空にとけこんで 風さわり春とろける ・ ・ ・

『鬼ごっこ』 No.3476

カンカン照りつける太陽の下広い芝生の上歩いていると、ちょっとおしりを男の子から「ペチ」とタッチされたのでぼくはタッチのお返しをした「ペチー」するとまたタッチしてきた 「ぺチーッ」お互いぺチーッ、ぺチーッをやり合っていると他の男の子や女の子が…

『夢による予知能力』 No.3475

ほんのときたま 年に1回あるかないかなんでこんな夢を見るのかなあというときがある今日がそうだった すごく嫌な夢それがやはり当たった!!悪夢の正夢ぼくには夢による予知能力があるみたいだ この夢を食い止めることはできないのか夢は夢だけにしておきた…

『緑の中の変人同盟』No.3474

すかんと晩春の空は蒼いキャンバス周りは緑、緑の小高い山と木々みどりの空気は新鮮でおいしい ぽつんとその中 小屋の骨格にコンパネの壁を貼り付けながら「一般の人らから見れば、私ら変わっているんでしょうね」ナミさんは脚立の上から笑いながら言った。…

『ありがたいこと』No.3473

こんなあるがままのひとやネコや 生き物をおもいながら気 ままな生活をしているとだれかがどこかでたすけてくれる ・ ・ ・

『親子のかたち うつくしいデザイン』 No.3472

ある日なにかの縁で親になり 家族をつくる親子のかたち 家族のかたち いろいろあって どんなかたちでもいい血のつながらない親子 家族老若男女 どんな組み合わせでも おたがい 相手をおもうこころどうしがつながり 通い合い むすびつき こころ強く共に生きる…

『シンギュラリティ』 No.3471

このいま(現在)に隠されている 不安浮かないヒトが駅通りを歩いている うつうつと もう自分のことで精一杯 増える若きも老いも独居老人理解し合えずすれ違いあう二人あっぷあっぷネットの海で漂流する 裸の個人 必死で泳ぐが もがきあがき 呑み込まれ 大地…

『けちのばかさかげん』No.3470

そんなにけちって なんぼのもんやろおかねもってしにたいんやろきっと けちにはけちのろんりがあるらしいあほうなろんりこんなひとにかかったら じぶんがみじめになるばかりいっしん はようこんなひとからとおざかりたい けちはじぶんがぜったいただしいとお…

『大事な星が流れ去る』No.3469

街場の見えない地下深く夜宙の彼方で大事な星が流れ去っていく この集い・活動にとってとても大事なひとが去って行かれる1.17 そして3.11 過去の「継承」あの日以降 彼女は絆をつくるため私たちにはっぱをかけ南三陸の方々と私たち宝塚に住むものの…

『マイ アート 1』 No.3468

「ナカさんの表現、いろいろいっぱい詰まっているけれどひとつひとつ見たらそれぞれ愉しく、優しさを感じますよ」とモリモトさんは突然言われた突然やって来られて お茶して 彼女も愉しい方だなるほど、よく観ておられるそうかもしれない鋭いそうにちがいな…

『春を食べてもらう』No.3467

「ナカサ~ン、畑に来ました!」イソベさん3人の家族、仲良く畑をつくっておられるむすこのヒカルちゃん、元気げんき・・・、昼になったのに畑づくりまだやっておられるだから「カレーつくりました。多いので食べていただけませんか」それにちょっと数分裏…

『パワーをもらったナイター阪神vs中日戦』 No.3466

西宮市民であるニシカワさんがチケットを手に入れぼくも呼ばれたので、久々に会った元同僚の面々5人と阪神vs中日戦を観た。「試合よりも熱気を観に行くんですよ」甲子園球場へ入る道中で、40歳になったばかりのイワシタさんはこう言った。なるほど球場…

『春たけなわ、そして業』No.3465

黄いろ白いろ紫いろ赤いろ いろいろとののはなが咲き乱れ春たけなわ 風なし ひとそれぞれにあらわれる業かなしく いとおしく たのしい業のじかく善きも悪きも生きとし生けるものの業やな 業やなおもいみて静にしずむ 春の夕暮れにはちびりちびりあじわう業の…

『押し入れの片隅』 No.3464

たまりにたまった埃つもりにつもった垢 あの日のおもいせつなく いたたまれなく いま おちついてよみなおしてみてゴミ袋に捨てる数十年前の切り抜き新聞と変わったおもい過ぎ去りし日々とともに ・ ・ ・

『宝塚、この西谷に新首都構想が』No.3463

宝塚、この西谷に新首都構想が いやあ~、これっては凄いことじゃない! なんと、この宝塚(西谷)が「新首都構想」候補になったのですから。 一九九七年の朝日新聞。「遷都、宝塚にまかせて!」「スミレの花咲く首都」 という題で、一面記事に載ったのです…

『風呂上がりの幸せなひととき』No.3462

ぼくはいつ死ぬのだろう生き抜いて数十年先かなそれとも病気で数年先の近い将来あるいは明日、事故で?・・・・・風呂上がり、ソファ椅子に座って薄暗がりの中で想ってみるナッツをつまみビールを飲んで ああ、今日も愉しい日だったと今日の充足と生きている…

『よるみざけ』 No.3461

時のグラデーションじょじょにじょじょに日は暮れて闇は薄から濃へ ちびりちびり酒をのみながらいまここの時間を愉しむギターの弾き語りツムギとツバキ二匹の猫と 春のそよ風が少し強く寄ってきてカラカラと東北被災地よりゆずってもらったアルミ缶風車が回…

再開!!

やっと書けるようになったのかな。 このHatenaBlog、しばらく閉鎖してリニューアルされていたようです。 今、見たら書けるようになっていました。 前のデータは残っているのかな。 それでは、これから の~んびりと再会(半年ぶりぐらいに)してみようか。 …