2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧
・・・・・・・・・ 〜切り株 5〜 まだまだ時間がかかりそうだ この道 山はぞくぞく 森はぶるんぶるん 木々はゆんらゆんら ゆれている 見えないところで 道はないがもどるんじゃない もどるんじゃない 道はできたかもしれないが そっちじゃないそっちじゃな…
・・・・・・・・・ 〜切り株 4〜 あこがれは持ってほしい 一つだけじゃなく あれもこれも いっぱい 一つだけじゃあまりにもつまらない 一つだけじゃあまりにもやりきれない 一つだけじゃやっぱり裏切られる 一つだけじゃとうとう馬鹿になる いつかきっとわ…
人間やめんとこ と言われた言葉は 未だに心の奥底にしまったままだ 岸本おじさんとの長年の付き合いから かれの生き方はぼくの憧れの的 あの松葉杖だけで世界中のいろんな国を旅するなんて 震災後、あの歩けない立てない身体でネパールに学校を建てるなんて …
・・・・・・・・・ 〜切り株 3〜 捨てたからだ 捨てきれないからだ きっぱり切ったからだ やっぱり切れないところもあるからだ でもあそこでは 内側が空洞になって スーッ スーッと風通しよく 外と内が往ったり来たり 生命が生じる起源は こんなものだった…
・・・・・・・・・ 〜切り株 2〜 自分を殺める事件があったのです 遠い過去に 遠い虚構の過去に だから私はいま 生まれ変わっているのです きっぱり自分を殺害しちゃいました そしてまた新たな生成です だからスッと素直に前を向けるのです まだ透明にはな…
音が聴こえています どこからか あの木からか いや、あの株からか どこかで太鼓をたたくような音 ドンドン ドンドンドン ドーン ドドドド ドドーン ドンドン あれから私はズーッと ズッとズッと聴き続けています あの懐かしい あまくておそろしい太鼓の音を …
1.子どもの詩を読む視点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 仲清人 久しぶりに子どもの詩を読ませてもらった。しかも小学校1年生から中学校3年生まで。かなりの数があり時間が相当かかったが、とても楽しかった。食事をとるのを忘れるくらいだっ…
「さようなら」 と元気にあいさつをした後 「セイセーに勝つまで帰れないよ。最初はグー、ジャンケンポン!!」 「ヤッター!! 勝った勝った!」 「アアーッ」 「次イクゾー! あいこでショ!!」 「ヤッタ、ヤッター!!」 ということで、今日はお昼休みに…
・・・・・・・・ 青い春8 あの日 あの時 ひょんと あのひとが想いついた 不思議なふぁんたじぃの物語 だれも知らないけれど だれもが知っている だいじなだいじな ちいさな里の物語 ぼくはいまもその種を大切にもっているが 生かしきれないでいる ・・・・…
・・・・・・・・ 青い春7 光をしずかに しずかに吸い込む 里山 無彩色の山々のなかに すこし つぼみと若葉色の みどりが見えてきた 明るさと誠実と ともに ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・・・・・・・・ 青い春6 いつのまにか 時が過ぎ去って ポツンと 残された 錆びてしまった螺子 もうひとつ相方の螺子が あったはずなのに・・・・・ まわりに寄り添うように いたいたしく 寄り添うように イヌノフグリの花が咲きだした ・ ・ ・ ・
・・・・・・・・ 青い春5 あの青くて 熱い思いが 綴じこめられ あの本棚にしまっている たった一冊だけの 手づくりの詩集 ひらくには まだ・・・ ・ ・ ・ ・
今日は仕事(ボランティア的)を休んで 憩いの家へ90歳になる老母に会いに行きました 朝はまだ氷がはってかなり寒かったけど 昼前には少しポカポカと 春が感じられたので 母が乗る車椅子を押して二人で外へ出ました ここへ来るとお決まりのコース散策です …
「にしたによいしょ」3月号を仕上げました。 ・ ・ ・ ・
2月の朝はまだ凍てついて 霜が降り あたり一面薄化粧 ぼくはゴミをだして ポケットに手を突っ込み まるまって歩いている 向こうで子どもたちが学校へ急ぐ 空で ひとひら、ふたひらの雪が待ってる ・・・・・・・・・いいなあ 家へ帰ると 2万5千年前のポル…
・・・・・・・・ 青い春4 私の青春は そのまま青い青い 一編の熱い詩です いまなお ・・・・・・・My SECRET workroom ・ ・ ・ ・
・・・・・・・・ 青い春3 かけらが落ちている いったい何のかけらだろう 草の中に埋もれて 雨に打たれ にぶく光っている 捨てられたかけら 過ぎ去る時間のいたずら だれかにとって かけがえのないかけら だ・っ・た すべて忘却の彼方 かけらが泣いている …
・・・・・・・・ 青い春2 過ぎ去るもの 過ぎ去ったもの 花に嵐が来て すべて散ってしまった さよならだけが人生なのか あれは何だったのだろう あのときは 遠い日々の疼きだけが かすかに 残っている いま過ぎ去るものがある 過ぎ去るであろうものがある …
懐かしい とても懐かしい 甘ずっぱくて 胸がジーンといたむ ぼくのあの時の 二十歳の 原点 あのときは 毎日が生きている!!って 自分のやりたいことがおもいっきりあって せいいっぱい生きているって 常に自分に向き合って 高めようって 何かを創造しようっ…
夜の中を 雪が音を立てずにしんしんと降り続いている しんしんと 目覚めれば どこもかしこもあたり一面 真っ白な世界 タブララーサ タブララーサ 今日という一日は なにもかも 白紙にもどれ! ・ ・ ・ ・
まよいみち あっちへこっちへ わかんない わたしはどこにいるの まよって まよって さまよっているわたし まよいつづけてめいきゅうのなか ああ まようのも わからないのも とってもうれしい まよって まよって ・ ・ ・ ・
ゆったり ゆげゆらゆら 降ってきた粉雪 小さな苦い思い出がちくりちくり わたしの裸に降りかかる 冷たくてくりちくりち 気持ちいい ああ しあわせって こんなひとときをいうんだ ああ 湯ったり ゆげゆらゆら ・ ・ ・ ・
・・・・・・・<朝やけ空> 目覚めは すっきりする いつも世界の新たな始まりだ あらゆるものが新鮮で いろんな言葉が ポッ ポッ ポッ と浮かんでくる 言葉は羽根がはえて楽しそうに ゆらゆらゆーらりと 朝焼け空の 彼方へ 飛んでゆく ・ ・ ・ ・ ・
・・・・・・・<捨てちゃえ> 捨てちゃえ 捨てちゃえ そんなバカなしがらみなど そんなあほな囚われなど そんないやな過去など きれいさっぱり おさらばだ 捨てちゃえ 捨てちゃえ 地球の外まで放り出せ 宇宙の彼方へ消えて行け 捨てちゃえ 捨てちゃえ きれ…
・・・・・・・<どうでもいいこと> どうでもいいことって いっぱいあるわ そんなのなんにzなるの かんけいないでしょ それなんなの わかんなーい 世の中はどうでもいいことで充ち溢れている いえいえ、どうでもいいことで成り立っているんだ そしてわたし…
・・・・・・・<歩いて> 歩いて 歩いて どこへ行くのだろう どこへも行かないわ わたしはここに座ったまま でも 歩いて 歩いて どこまでも歩いて 草を見て 山を見て 星を見て かたつむりと出会って てんとう虫にはあいてにされず ジョウビタキとたーくさん…
・・・・・・・<空> わからないのがいいのよ そう わからないことがちからの ひ・み・つ そらがとってもすてき あおくあおくとっても くうきもすんでいて う〜ん、おいしい わからなくて なんかこうくちゅくちゅして あたたかく しっとりと おだやかな な…
・・・・・・・<森> ここを曲がって あっちを曲がって くねくね曲がって 森を見つける たったひとつのわたしだけの森 一番気に入った木に 抱きついてみる 目を瞑り やさしく つよく つつむように ああ、 わたしはずーっと こうしていたい 生きていたい 生…