2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『日々12』  * No.3312  

しこたま風が吹き 逆方向から風が吹き 雨が降り やがて 止んだ 花が咲き 花が枯れる 一瞬のとき 竹たちが残り風で 思い思いにゆれている ・ ・ ・ ・

『日々11』 * No.3311

待つ じっと ゆっくり 待つ ぼくはそれができなかった この歳になっても ・・・ だいじなだいじなこと 待つ ・ ・ ・ ・ ・ ・

『日々10』 * No.3310

気配を感じると スーッと寄ってきて 甘える その人懐っこさが大好きだ 何かをしようとすると スッと寄ってきて 邪魔をする その人懐っこさが時には おおい、やめてやめて!! ・ ・ ・ ・

『日々9』 * No.3309

きみのしたことは 結果として きみのしたことは 未来のこととして ・ ・ ・ ・

『日々8』 * No.3308

こちらの海とあちらの海の違い 段差 その境目の葛藤 海は猛流の川になって 暴れ 海の滝に落ちて たたかれ ぐるぐる ぐるぐると 渦巻く 違いは違いのまま いつまでも続く 壮絶な渦潮 ・ ・ ・ ・

『日々7』 * No.3307

ぼくのもっている あらゆる悪いところを出した あらゆる醜いものをさらけ出した あらゆる汚いものを嘔吐した さあ その後は ・ ・ ・ ・

『日々6』 * No.3306

ぼくの欠点! ぼくの最悪なところ! ひとを傷つける もうどうしようもないダメな点! ふっと どこからか出てくる 安易な言の葉 ・ ・ ・ ・

『日々5』 * No.3305

あの田んぼの奥の 遠くから 笛の音が聴こえた 鳥たちの声にかき消されてしまったけれど あれはたしかに 懐かしかった 風につつまれて遠くへ飛んで行った 思い出 ・ ・ ・ ・ ・ あの田んぼの奥の 遠くから 笛の音が聴こえた 鳥たちの声にかき消されてしまっ…

『日々5』 * No.3304

めっぽう少なくなった 暑さゆえ きみにさされるのは嫌だけど きみがいないと 気がゆるんでしまう 蚊 ・ ・ ・ ・

『日々4』 * No.3303

この家に すいよせられるように とあるりゆうで なんにんかがあつまってくる よるは まにあわせのなべをつつきながら わいわいがやがや こんな なんとなく じゆうに あつまってくる寄り合いがいいんだなあ ・ ・ ・ ・

『日々3』 * No.3302

攻められる 責められる 猛攻撃 もうぼろくそ ああ、こんなはずじゃなかった!! いつからこんなことになってしまったんだ 2年前に戻りたい もどりたい ・ ・ ・

『日々2』 * No.3301

お湯をザザーッとこぼしましょう 熱いお風呂へ3秒つかりましょう ・ ・ ・ ・

『日々1』 * No.3300

言葉が降りてくるのを 待っている リルケよ リルケ おお、リルケ ・ ・・ ・ ・

『田舎へくる人・かえる人』 * No.3299

*****・人は財なり・***** ・・・・・ <自分の生きがいのために> 1.本当に、田舎(地方・里山)が好きな人 2.この田舎が気に入って、たまに訪れる人 ときどき、友だちに会いに来る人 3.ここで何かをしたい人 ①共に、協働で 〜友情関係〜 …

『代表者の基本的条件(いつまでも持続する組織の) 』 * No.3298

****** 代表者の基本的条件(いつまでも持続する組織の)* leader 1. 全体を見渡せ、一人一人を大切にできる人 共にやれば、みんなが幸せになれそうな人 2. プラス指向・思考で、つねに前を見て先導できるような人 3. 柔軟な考えと心で何事にも、…

『〜マーガの家をつくり、使っていくにあたって〜 』 * No.3297

*** 〜マーガの家をつくり、使っていくにあたって〜 *** 1.<マーガの家の根本> 家を使うにあたって何を大事にしたいかを想い考えたいことがあります ・家の歴史、・住んでいた人たち・訪れた(る)人たち・大事に使ってくれる人たちのこころを大切…

『かたつむりさんへ』 * No.3296

かたつむりさん そんなにあせって いそいでどうしたの ほら おっこちちゃうよ くらいたにのそこ かたつむりさん やっぱりきみは ゆっくりがいい のんびりゆったり マイペース ・ ・ ・ ・ ・

『希望再々』 * No.3295

希望とは さらけだすこと 過去も未来も おれもおまえもあいつも心を抉り出してさらし おれやおまえの悪や汚いものを なにもかもすべて 伽藍伽藍ガランガラン、ポン!!で壊し 更地にしてしまうこと ヒトはなぜヒトなのか なーんも きれいさっぱり 無くしてし…

『かたつむりさん、そっちはどろぬま』 * No.3294

かたつむりさん かたつむりさん のろのろいそいでどこゆくの そんなにいそいじゃ そっちはどろぬま かたつむりさん かたつむりさん ほんねをいっちゃいけないよ そんきはたんき ぐっとがまんがまん でもがまんしてもそっちはどろぬま かたつむりさん かたつ…

『かたつむりの勘違い』 * No.3293

のろまのかたつむりは ひょいと つのをあげめをあげ じぶんはせかいをせいはしたんだとおもった はっぱからはっぱへうつっただけなのに ・ ・ ・ ・

『ああ、いやだ!節』 * No.3292

せかされ あせりすぎると ろくなことがない 裏目うらめ すべて裏目に出てしまう そして最後は 奈落の底へ まっしぐらーーーー!! いやだいやだ ああいやだ!! こころが通っていないもの同士が いっしょにやれるわけがない こいつを利用してやろう、とおもえ…

『「生」の喪失』 * No.3291

消えてしまった 跡形もなく 痕跡もなく 「生」 あのとき そして少し前まで 確かにあった 共にみんなで力合わせワイワイと楽しみ合いながら そして祈った 石積みの「生」 好きだった 愛していた いのちの 生きることの一つの希望だった この14年間 石で積み上…

『わたしたちの村が無くなった』 * No.3290

この歳になって こんなことになろうとは なんという ・・・・・ 川や水とともに暮らしていたわたしたちが その川が、水が・・ 大雨、豪雨、脅雨、山崩れ、土砂崩れ、洪水、決壊、氾濫、押し寄せる水、泥、泥、泥、泥水、水没する家、流される家、埋まる田畑…

『惨い梅雨の終わり』 * No.3289

長く続いた梅雨も 最後に酷い豪雨をもたらして 明けた (東の地、南の地はまだですが) 早朝にかかっていた霧が晴れて 山はくっきりと 上には青い空が広がっている たなびく数々の雲たちはさわやかだ 射し込む 光 久々の陽光 降りしきり数日続いた大雨 多大…

『七月の大雨』 * No.3288

いつまで降り続けるんだ、この雨は 大地に染み込み 土をかき回し 土を蕩かせ運び 溢れる あふれる 倒す 木々を 電柱を 呑み込む 家を 生き物を 人を 泥から 家の屋根がわずかのぞいている 車がプカプカ浮いている 街中は川となって 流れる流れる 世は常なら…

『大雨』 * No.3287

天から滝が落ちる如く 雨が降りしきるとき 宙よ あなたの降らす処は みずみずしい地球という いっときの仮の姿 地面をたたきつけ 川を怒らせ 人を困らせる だが、木や草、蛙、それに野菜たちや 水辺の生き物たちは大喜びしているではないか ハッと 思いなお…

『見る前に跳べ、から』 * No.3286

見る前に跳び込んで 流れに流され ぶきっちょに 泳ぎながらしか 見えてこないものがあります ・ ・ ・ ・

『最底辺』 * No.3285

とぼとぼ 歩きながら うろうろ 暗中模索しながら それでも希望を探しています ・ ・ ・ ・

『山を見よ』 * No.3284

わだかまり すれちがい 噛み合わぬ会話 じめじめと 居座り続ける鬱陶しい梅雨 こんなときは山を見よ! 山笑う 山それぞれに 山のスキっとしたすがた ・ ・ ・ ・

『喪失』 * No.3283

喪われたまま 雲は 蒼い空のなかに ちいさな悲しみを残して ただよっている なぐさめもなく いたわりもなく 灰色雲は病みながら 冷たい空気にさらされる 雲をジッとみつめる少年はほんの少し笑った ・ ・ ・ ・ ・