2009-01-01から1年間の記事一覧
やぁ 久しぶり もう3か月以上も会っていなかったね あれから 仕事が忙しくなって 内外にいろんな事があって もう きみと付き合うどころじゃなかったんだ でもときどき きみのこと気になっていたよ ふと思い出しては どうしているんだろうなって ・・・・・ …
夕方から パソコンの前に座って 空白を埋めようと 一挙に十六の下手な詩を書いてしまった なぜか どこか引き寄せられて 二十年以上経った今も書き続けている ほとんどゴミのような言葉だけれど ぼくにとっては心なごむ宝もの あるときの あるこころで書いた…
この行と次の行が 空いて 限りなく広がって 文字が消えてしまった 後に残されたのは 虚ろな かみ ・
喧噪の 時間の中に 隠されている うつくしい 残像 ポッポッと 灯っては 消える 夢 ・
ああ、あーー もうだめだと 黄色い毛を掻き乱し オレンジ色の顔で 蛍光灯に 張りぼてになっている もうだめだ人形 ○
負け慣れていないもんだから いまだに派閥にこだわったり 踏襲しか知らずに内部争いをしたり 強いものに尾を振ったりして 成長神話を信奉している御仁たち みんなのお陰を忘れて 謙虚さを失ってしまい 自ら眠りに入った かなしい人たち こんな状態だと 低迷…
あの ほんわり やわらかい くものなかに いきている しるしが はいって いた ・
朝 空が煙草を吸っていた 昼下がり 太陽がゆらゆら揺れて 池に落っこちていた *
朝顔の 種がとんでいく 夕焼け空へ 雨雲のなかへ 青空へ朝顔の 種が船になって 過去へとんだり未来へ行ったり 種は記憶を運び 過去と未来を繋ぐ 朝顔の 種がひっつく 場と場、人と人に ひっついて元気にさせ 大切なものを結びつける 今日もあちらこちらで 種…
上しか見ていなかったものが 下を見ようとするようになった 大きなものに気を取られていたが 小さなものにも目をやろうということになった 外から入れることばかりを考えていたが 内からも入れようということになった 利害だけで動いていたものが 理念でも動…
変わったと言えるだけのものが 次から次へと出てきたが もとをおさえて ごりおしをしないこと うらぎらないこと 聴くこと ・
あいてのふんどしをけなしながら そのふんどしですもうをとるなんて どうかんがえても まけてしまうのがあたりまえ それにきずかないほど どうしようもないほど だめになっていたんだね ・
いつかは剥がれるもの いつかは奪われるもの いつまでもこのままであるはずがない いつかは変わるもの かならず あらゆるものが ・
流暢で人の心を誘う 打算的な言葉の中に すっぽり入れられていた あの「政治家」 今となっては古くさくて 使い物にならない でもつい昨日まで どうして信じていたんだろう ・
秋桜の こまやかな葉が 秋風に揺れながら 失われたものを はいている 蕾もゆれ ・
あったかさとなつかしさと たのしさの発見とともに 上げられるの待っている いつのことか 古市場 ・
何かをあらわしながら 何かをかくしている 見えない 誰にも よめない この言葉と あの言葉の 間に かくされた だいじな大事なもの ・
あと7カ月 と仕事をしながら呟いてみる そう後7カ月経てば この柵から解放される 愛しい人との出会いを待っているような 早く来てほしいようなまだ来ないでほしいような 嬉しいような悲しいような 待ち遠しさ まぁ、とにかく、なにがなんでも あと7カ月な…
ぶらんぶらんと ゆれながら 離れていたものが 空中へ飛び出し 宙におどり 死と生のはざまで 結び合う 手と手の あたたかさ ●
いつでも止められるが 土曜日に 二,三本吸う 煙草の おいしさよ +
歯と歯の間に挟まった 小魚の肉片 小賢しい嘘をつく毎に 悪臭を放つ ●
日中の暑さを忘れて 涼しさにつつまれた夜 微かに 幽かに 秋の虫が鳴き出した りりり りりりりりーん 幸せなんて さがさなくていいんだよ ・
夜の底から打ち上げられて パーッとひらく 美しさと 華やかさのなかに ひそんでいる 哀しさや侘びしさ それを楽しむために 今夏も花火を見る *
たえまなく らんざつに ゆれうごいて かわっていく そこから ちつじょをぬきだすことで できあがる 宇宙の球 ・
本棚の並ぶ本の前に 埃を被って置かれている 小さなちいさな貝殻 光は鈍いが 内部は常に揺れ動いている 海を内包して 本の前で眠る 小さな貝殻 大きな海だって変わるの 私も海の一部よ 貝殻はささやいた ぼくは貝殻をてのひらにのせて きれいに拭いてあげた …
人は上ばかりを見て 人は下を蹴散らし 進め進めとばかりに 人がバラバラにされ 人を人としてでなくモノとして見て 人は不安だらけで捌け口を求めて 右往左往し自ら首を絞めて 改革と馬鹿騒ぎのイメージだけを消費した後 残されたのは何もかも劣化した荒涼た…
嘆くのではなく 歌うために ある試練に向かって 走るのではなく 克服するために 歩いていく さよさよと 敬虔な月の諦めと ほんの少しの太陽さえあれば 飛ぶことだって できる ●
いいものも 素晴らしいものも くどくど繰り返されていくうちに 失墜してしまう ところが たいていのひとは それには鈍感なので どんなものが映し出されて来ようが 頓着ない ・
うちのうちはそと 内部につくられた もうひとつの内部 それは外部に通じるのだ ・
かたちを壊し かたちをつくる あるように見えて そこには何もない ただなんらかの気まぐれと ひきあいがあって 寄り合ってできた 効果 そして淀み ここにあるのは 単なる流れ だから 生きている *