「郊外都市」 言葉の展覧会１３９

入ってみると
小ぎれいで快適そうな家々がある
右にも左にも
どこまで行っても似たような風景が
ずーっと続いていく
あちこちに監視カメラが回っているが
子どもたちの遊ぶ姿はない
似たような風景が途絶えたかと思うと
もうそこは出口
ここには入り口と出口しかなく
路地とか裏道とか　
他に路はない

ここは共同幻想によって成り立つ
アイロニーすら排除され
匿名が浮遊している
快適に生かされている動物が
囲われた
虚構の都市
郊外
心地いいんだけれど
どこか寂しさが漂っている

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今日は、地域の小浜宿祭りにＴＡ＊ＣＯ〜大野良平さん、奥さん、田路幸博さんらと石ころアートで参加。朝から夕方まで、雨の中を動き回っていた。子どもたちが次から次へと、ああ、つかれた〜