2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧
そろそろ嘘をつくにも 誤魔化しきれなくなった 剰余 もうこのくらいで 欲望の向きを変換しなければならない ・
ヒトは つねに何かの間にいる 草のように 愚かで 偏った興味関心 草のように 多くのものが競い合い みんな迷惑かけ合って生きているんだ 草のように いろんなヒトがいろんな方向から 偏った関わりで それがまた互いに補い合っていて 草のように そこから拡が…
「幻想」が「政治」を食べ 「文化」が「政治」を消去した 「政治」は「文化」に回収されてから 今度は「倫理」による「政治」の横領が始まった いまなお不可視化されたままの下部構造 ※「幻想・文化・政治」すが秀美(『atプラス12』)を読んで
失敗者の幸せ 錯覚ばかりが人生だ あの〜 それはそれでいいんですけど 少しは良くなる方へ ・・・ ・・ ・ ●
世間はもうすでに過去のことだと思っていなさるけど まだ終わっちゃいません 3.11 忘れていませんよ ぼくは ぼくたちは ※<『3.11を忘れない』つながろう わたしたち ひろげよう あなたへ> 宝塚市東の町12−7 ぷらざこむ3Fにて →http://homepage2.n…
この世界は閉じなければ開かれない ごめんなさい 閉めますよ あたしゃちょっと閉じこもって 修行の詩なおしです ※「創造的になるには、コミュニケーションより非コミュニケーションが必要だ」(ドゥルーズ)
あかんひとがいるし あほなひとがいるし 世の中いろいろ世の中いろいろ いっしょに朝食づくりをしているときに 最近物忘れがひどくなった85歳の母は ネギを切りながら 歌うように呟いていた 自分に聞かせているようだ ・
心の中に隠れていた 悪魔が ふぃっと顔を出すときがある 何という浅ましさ ひっこめひっこめ!! でも 心の中に隠れていた 天使が ひょんと顔を出すときもある こちらは大歓迎! やはり気持ちが清々する しあわせだなぁ〜 毎日出て来いよ ・ /
杉山平一さんが亡くなられた 長年仲好く連れ添って来られた物静かで上品な奥さんが他界されてから5年目 あのときからちょっと元気がないような気がした 亡くなられる3週間前に会って話をしたらとてもお元気でしたよ と横に座る寺田操さんが言った やはり前…
月が太陽食べて 環(わ)をつくった ○
なにもかも パッとひらいて はなやかだ 朝起きると庭の草花をながめる 畑の野菜を採ってきて二人で朝食を食べ 洗濯ものを干す 長閑やなー 少し経って畑の草引きに老母を連れて行く こうして一日はていねいに 何事もなく過ぎてゆく *
やわらかくしなやかで みずみずしく 若々しいというのは こういうのを言うのだろう それをぼくは容赦なく 摘み取った ・
静かで 茫漠とした 蒼い夕暮れ空 ぼんやりと立ち止まる 月 雲がとりまいて 隠された美が かがやく*
実はそんなものは存在しない しかし あなたとわたしのなかに それが在る たしかに そう見れば 紛れもなくわたしたちは主役になる *
これを本当に好きなのではない よく売れるから好きなのだ みんなが言うから好きなのだ こんなことってよくある話、この国では 真から好きになるには 目や耳から入る雑念を遠ざけ 「世間」をちょっと横に置いて 長い時間をかけ じっくりと 味わっていくことだ…
何か分からない 意味が分からない 何が描いてあるのか分からない 上手かどうか分からない 藝術かどうか分からない 値打ちが分からない 分かったか分かってないのか分からない ※この創造されたモノ。あるいは鑑賞の深化。分からなければならないものでもない…
衣服も 身体も なにもかも焼いてしまった 跡に残された 白い骨 言葉も 長い年月を経て 最後に短い シンプルな骨が残る 隆明さんが書いていた 「小説が着飾った盛装姿だとすれば 詩は身体の骨格である」と ●
騒々しい巷を横目に見て 言葉を考える 世界は言葉によって発見されつづけると かつて近所づきあいをしていた杉山平一さんが書いている 97歳の詩人は新聞で語る 「僕にとって詩はいつも救いであり支えであった」 そう言えばこの前亡くなった吉本隆明さんも…
何かを伝えようとしているらしい でもそれが何なのか よく分からない 何やら物言いたげなのであるが なかなか分からない なんだかもどかしくて じれったい 静かなのに 動的である 暗いのに 明るい 苦しいのか快楽なのか 手が届きそうで届かない 分かりそうで…
風薫る5月の ほどよい心地よさ 遠くの竜巻を憂い 明日わが身にふりかかるかもしれない 風の中に 身をさらし 時間の中に 身をゆだねる * 田舎家から写す
緑のなかに緑が芽生え 緑が光る そんな新緑の庭で また一人 楽しい人に出逢った *
ひらひらゆれる やわらかな花びら こわいような やさしいような 赤 そっと手をふれると 散ってしまいそうで かたくなに守っている心の宝物 茎や葉から潤いの樹液が染み出て 一滴一滴と 希望の方へ *
春はここにやって来ているが どんより雲に たたきつける雨 うちつける強風 めまぐるしい変化 拠り所はないのか 満たされないものを埋めるものはと 悩み問いかけるが答はない いまそこにあるのは 初々しく 木々がみんな挙って 萌え 笑う山 嵐の後に 山にふく…
春の嵐が残していった爪跡 散乱する生活の断片 地上の風はまだ強い ただ空は 晴れ間が見え 差し込む春の光が 若葉にけぶる山を 照らす ああ 小鳥が鳴き出した ・