2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『この場ならではの』 * No.3030

・・・・・・つくりながら考える。考えながらつくる田舎移住<6> 媚びず ありのままに 四苦八苦 やがて 気づく 夢と志と、持続しようとする心があれば ふんふん 自分だけのもの 自分で作り出せるものが意外とあるぞ と気づく ふりまわされてはならない 他…

『あや』 * No.3029

あやっ あや つはなにものぞ あやうい言葉 あやしい言葉 怪しむ 殺める あやややや あやーっ 綾 文 亜矢 誤る 謝る 誤りを謝る あー や め と こ ・ ・ ・ ・ ・

『混混沌沌』 * No.3028

いつかの日の 混混沌沌--- ぼくの癒しとしての紙芝居 一枚目 また一枚、ストレスが増えたような一日。 仕事を終えての岐路、ぼくは片手でたまる疲れをほぐしながら車を走らせている。 二枚目 街の向こうに見える夕焼けがあまりにもきれいだったのでぼくは車…

『場の力、場の人』 * No.3027

・・・・・・つくりながら考える。考えながらつくる田舎移住<5> 気づかなければならないのに気づかない やがて空中分解で 雲散霧消 気づくことだ 場への関わりしろ・・ ・・気づく 他に振り回されずに 自らの手で 自らの足で 場の力で 場に根付いた 関り…

『森の中の眠り姫』 * No.3026

森の中に わたしだけのステキな処があり そこに大好きな木がすんでいまして わたしは必ずここへ出かけ 出逢うんです この木あなたと わたしはだきつくと あなたもわたしをだいてくれます そのうちわたしはねむります あなたと この木にとけたかった 森にすい…

『LIFE SIZE 再び』 * No.3025

それでも回復力はありますかー もう一つのわたしへ。 黄昏ていく空に濃い空虚に根をはった 種子が発芽した。不在のままに 》 終わりのない日々のひびわれ ) 身の丈の幻ー「身体」STORY・ 鍛えられた無関心。なめくじが這う暮らし。 人群れに蒼白なわた…

『1からはじめる』 * No.3024

・・・・・・つくりながら考える。考えながらつくる田舎移住<4> ここは、荒れているけど、もうすでにできあがった場ではない 柵(しがらみ)がでてきそうやけど、計画されたものですらない おでんだてもされていないし、どこかの組織のいらない介入もない…

『里山は愉しむ〜里山とのかかわり方〜』 * No.3023

里山を頼しむ里山と楽しむ里山は愉しむ ・ ・ ・ ・ ・

『自由』 * No.3022

いつ死んでもいい という生き方 にあこがれる むさし、おぬしやるな こえている 道のないところがいい だだっぴろい荒野 何かが突き出ているけど どうってことはない 心なんてとうになくしている さまよう? ばかじゃないの そんなものはどうでもいい 迷いの…

『心性』 * No.3021

まわりがうるさくてたまらない みにくいけものたちがうようよ いかにも正しいというかおをして かいにゅうしてきて 目がにごっている おかげで きょうしゅうてきしんせいと じげーてきしんせいのぶつかりあい たまったもんじゃない きょうぞんきょうえいなの…

『嵐がやってきたときの対処法』 * No.3020

嵐がやってきた ものすごい風に きつい雨 ぼくのからだをたたき こころをなぐりつける 嵐はぼくのなかで吹き荒ぶ ビュービュービュルルルルー ビュルルルルービュービュー どうにか どうにか切り抜けたい どうにかして 嵐は容赦ない からだを切り裂き ぼくの…

『言葉よりも ふるまい 心で』 * No.3019

安っぽい言葉がまかり通っている 嘘だらけの言葉が政治家の口から出る 街頭でヘイトスピーチが蜷局をまく スマホ端末に嫌な言葉を見つけ なんかこう もう嫌気がさして 思ってもみなかった言葉を端末に入れる 言ってはいけないことばを打ってしまう それを言…

『浮遊する言葉たち』 * No.3018

ふわふわ ふわふわ漂う言葉 画面の中に 活字の中に 街頭に オレオレ電話から 政治家の口から ぼくの口から ふわふわ ふわふわ ・ ・ ・ ・

『場との出会い』 * No.3017

・・・・・・つくりながら考える。考えながらつくる田舎移住<3> 「あのとき」が発端で 「あのきっかけ」だった 出会う 場(地)と、人と 新発見! ふだん見過ごしていた所が全く違って見え 身近なものに見え 妙な懐かしさに・・・ 愛着すら・・・ こんな…

『叫べ! 白骨』 * No.3016

深夜も煌々とした灯かりの 林立するビィルディングに 囲まれた小さな家です 外ではあちらこちらで端末機が騒音をたて あらゆるものが閉じられていて のっぺらぼうのコピーがうようよとしています 狭い部屋の電灯を消して 風をききます 川をこえ 空をわたり …

『ゾウよ! 再び』 * No.3015

ゾウよ 遠いとおい 海の向こうの 空の向こうの とおいとおいところを見つめている ゾウよ あれだけ長い間 家族や多くの仲間たちと一緒に暮らしていたのに いまは たった一頭だけになってしまった ゾウよ 大陸の南端の絶壁 陸と海の 間 するどい境い目に来て …

『ゾウよ』 * No.3014

赤く揺らぐ太陽に ふと 誘い出されて 遙かなロマンをもとめ 熱き国からやって来た ゾウよ 罅割れる母と 乾ききった父と 炎噴く兄弟たちに見守られながら 懊悩を いくつもいくつも乗り越えてきた ゾウよ 灰に埋もれても 氷に閉ざされても 細胞に記憶された夢…

『若い娘が夢中になるものが・・』 * No.3013

時代の先がおぼろげながら よめる 時代の在り方が動物的直観できる 若い娘たち 時代の中で これが好きになりこれに夢中になり 感染して流行り これからの時代をつくる いいものと悪いものを嗅ぎ分ける力を備えている、ある時期 豊かで鋭い感性で好きになり夢…

『自分に、心に聴く』 * No.3012

・・・・・・つくりながら考える。考えながらつくる田舎移住<2> 田舎によく来る人に、3つのタイプがあります。 (1)この田舎が好きで好きでたまらなくて、こんなところに暮らしたくて、一生ここで暮らし、骨を埋めたい。 (2)なぜかこの田舎、妙に愛…

『おおらかな場処』 * No.3011

・・・・・・つくりながら考える。考えながらつくる田舎移住<1>空気が美味しくて 緑いっぱいの素敵な場処、この田舎 空気が汚れ、日々ストレスがつのり なにもかも息が詰まり あらゆる病気が充満している都会では 考えられないほど余地や隙間がいっぱいあ…

『「つながり」より、もっと大切なものに』 * No.3009 

・・・・・・・・・・<つながる>10もうそろそろこのへんで 「つながり」も程々にして 「つながる」以前のもの、元になるものに戻りましょうか 自分の元 自分の因って立つ所 居場所 自分が生きていく拠点 幸せに暮らせる場 に そろそろ ・・・ ・・ ・ ・…

『ほどよいおつきあい』 * No.3008

う〜ん ステキだ 近づき過ぎず 遠ざかり過ぎず やわらかく かるく ぬかるみは ぴょーんと飛び越えて 深みは ぽんぽーんと這い上がって かるく やわらかく 笑いながら ほどよくつながる う〜ん、いいなあ ・ ・ ・ ・ ・

『バランス』 * No.3007

軽快に かるく生きる フットワークがかるく かるがるしく 生きる 重いものを いくつかかかえているので かるく生きる 責任、信頼 そして持続を背負っているので バランスをとって かるく 軽快に生きる ・ ・ ・ ・

『じつは』 * No.3006

じつはぼく 文学(詩)と藝術(アート)で 装っているだけなんですよ ほんとは 宮沢賢治の生き方を理想としてる 単純で 馬鹿で 嘘があまりつけない正直者の男なんで ちょっぴり 賢治のように 他者の幸せを願っているかな ・ ・ ・ ・

『七月の朝』 * No.3005

少しひんやりとして 霧がたちこめ カラスの鳴き声だけがあたりいったいに響いている 七月の早朝 この物語は誰かに向けて 語りかけている 誰に? 霧がたちこめ これまでと違うような なにか幻想的で ワクワクする 夏の朝 遠くで大雨が降って 不明者が十人出た…

『青空に向かう木』 * No.3004

青空に向かって 青々と葉を繁らせ 綺麗な花をいっぱい咲かせようと 小鳥たちを誘おうと いぢらしい一本の木 この木、この土でこの地で 新鮮な空気を吸って 青空を見ながら生長し 美しい花をいっぱい咲かせてほしい 見るからに生き生き きらきらと 丈夫そうな…

『信頼を無くしたら何もかも終わり なの』 * No.3003

・・・・「believe」って・・・・・・<つながる>9 *** 人には心ってものがある 人と人は心と心のか細い糸でつながっている いつ切れるかわからない か細い糸は 信頼 信じているから つながる このひとは この約束を絶対守るっだろう こういうことはし…

『そら持続はすごいです 世界がすこんと入ります』 * No.3002

・・・・「とにかく持続せよ!」・・・・・・<つながる>8 ・・・・・ 「つながる」でわしも考えた つながる つながるってなんだろう つながってもすぐはなれてしまうこともある つながりがなにかの力や要因によって切断される つながりはもろくすぐ壊れて…

『喜びあるいは黒豆苗植え』 * No.3001

土を弄っているのに飽きて 顔を出した太陽に問うてみた 人の営みって何ですか 人生って 輝く太陽は遠い遠いところで ただただ燃えているだけ *** 今日も暗くなるまで黒豆苗を植えた 自分のところより何人かの他者のところを 午前には午前の 午後には午後…

 * No.3000 *

****3000詩! 達成!!>**** やっとというか、とうとうというか、なんとかというか、フーッというか、ナンバーを入れてから3000詩を達成しました。 この「言葉の展覧会」、展覧会というものではあまりなく、胸につかえてていたものを詩の装…