2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『人間』*No.2458

人は つねに 時のように 間にいる ・ * ・ ・ ・

『匂い』*No.2457

日々の暮らしのなかに すこし 少しずつ 忍び込んできた せ・・ ・・・・・・・・・・・・ ん・ ・・・・・・・ そ・ ・・・ う ・・・・・・・・・・ ・ ・ ・ ・

『日の出』*No.2456

みんな動いている 世界も宇宙も止まっていない なにもかも動いている 水も舟も太陽も 時間も 一日のめまぐるしい変化 朝、昼、夕の表情 なんの前触れもせずおもいのままに だいたんにだいなみっくに走らす 色のちから たっちのりずむ いっしゅんにさらさらと…

『より高い目標に挑戦する若者』*No.2455

この若者はあえて 崖っぷちをつくり 喜んで それに挑む 見ていろ ぜったい勝ってみる おれは王者なんだ と 自分に宣言する そして 今できていないのにより高い すでにできたような目標をつくる いいぞー!! 老いた私は強く拍手する この若者は必ず世界一に…

『そこに詩はある』*No.2454

そこに 詩はある だれも見向きもしないものに詩はある 風にゆらぐ朽ちた看板 電柱にへばり付いている剥がしそこねたチラシ 河原の錆びついた鉄鎖 道端にころがっている石 その横に生える草 その上で揺れている枝先の葉っぱに 詩はある ひととひとのなにげな…

『静かな夜、ふるさとを思う』*No.2453

いくら齢を重ねたって いつだって 帰りたいのはふるさと 浮かぶよ 野山を駆け回り 草花で飾り ぽっかり浮かぶ雲を眺め 緑の匂いに包まれて 過ごしたふるさと ああ、蒼い葉っぱにのる宝の滴 ちいさな太陽を揺らしている ただ無性に泣きたくなって がむしゃら…

『皇帝ダリア』*No.2452

とうとう咲いてくださいました 去年は咲きかけた矢先、霜にやられてしまいましたが・・・ とにかく お待ちしておりました あわく 華麗で 純潔な乙女 秋空に聳え立つ なんという優雅さ むらさきがかったうすぴんくの優しい乙女よ どうどうと なよなよと ゆれ…

『マイアート 12』*No.2451

よく見れば よくよく見れば アートってなにもかも ただ 自然に与えられたものの すがたを変えているだけ 人間の手によって 材を選び 見立て 組み合わせ 写生し 加工して 造型し 色を付ける ただそれだけ オリジナルだなんて全く美術宗教的な 幻 想 だから そ…

「にしたによいしょ」12月号

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『ふるさと』*No.2449

〜思い出は辛く苦しくても〜 ふるさとは 想うもの ふるさとは 創るもの 未来の ふるさとを ほら わたしの在る この地球がふるさとなんだよ 行ってみよう こころのふるさとを探しに さあ ・ ・ ・

『恋愛の消滅』*No.2448

どうしたんだろう 今どきの若い人 交際相手のいない人数多 恋人は欲しくない 恋愛は面倒 ストーカーニセクハラ トラブルマサツハサケタイ リスクリスクイヤイヤイアヤ・・・ やたらじょうほうばかりがはいってきて おかねもそんなにないし れんあいはびでお…

『森』*No.2447

波打つ葉々 揺れる木々 流れる風との対峙 デンと座る苔生す石 侵してはならない領域 植物という時間 これは手に負えない ふらふらと 彷徨う 畏怖すべきか 小鳥の歌の こもれびの ・ ・ ・

『回復を待つばかり』*No.2446

疲れが たまりに溜まって 弱くなったところに集中して そこをウィルスが大襲撃 この3日間 ものも食えず酒も飲めず それはもう悲痛悲惨 ただ ただ回復を待つばかり こんなときは時間よ速く進め ただ待つばかり 待つばかり ・ ・ ・

『のろ』*No.2445

のろ のろのろ のろわれて のーのーいたいくるしいいやいやいやあ のたうちまわる のろうぃるすに のっとられたわがからだ!! ・ ・ ・

『創作』*No.2444

これは私の許容量を超えている だから距離をとる しばし休憩 方向は試行錯誤 たまに発熱 徐々に じょじょに動き始める ・ ・ ・

『そっと』*No.2443

なにげなくそっと 手渡す 結論は無い 断言は避けて そっと ・ ・

『ほのおのほ』*No.2442

生まれ育ちは列島じしん火山のくに 水あふれ土こえ石ごろごろ ほのおゆらゆら ゆられる大地に ほのおふく土器 縄文人 暮らしたへいわで1万年 なんてなんてすばらしい ほしいほしいそのこころころころ その情熱のひとかけら ほのおのほ ・ ・ ・

『曖路1・2・3・4』*No.2441

1 驚きドキドキ きまっていたが 2 やがて色褪せ あせって消えゆく新鮮さ 3 いつのまにかもうアキアキ あきれてあきられ あーもういいよ 4 もっといいもの出てきたら いともかんたん捨てられる 曖路 1→2→3→4 たいていはこうなって 最新は最しんがり …

『マイアート11』*No.2440

やわらかく やわらかくして ほってみる わたしの奥の 深い深い井戸 水脈あれば この世の 再生への ヒン ト ・ ・ ・

『自由人』*No.2439

ろくろく 66 ろくでなしのぼくも この齢になってやっと見えてきた 少しだけど分かってきた 老人力も備わり 自分のやりたいことが観えてきて これをしたいとおもったとき 何かをするとき その整理を付け始めた 心のおもむいたときにおもむくものを 心のおも…

『マイアート10』*No.2438

洗練されない 荒削り 整えない 野生 いつまでも どこまでも 未完成 地球のように そのなかに秘められた 宝物を 掘りあてたい ・ ・ ・ ・

『マイアート9』*No.2437

やわらかく やわらかくして ほってみる おのれの奥の ふかい深い井戸 水脈見つかれば 通じる この世の 再生への ヒン ト ・ ・ ・

『晩秋の雨のひととき』*No.2436

雨の日が好きな時があります 知り合いとの約束ごとや地域のしごと等が 雨のために中止になって 自分の時間がもてるとき 晩秋の雨のひととき 静かに 本を読み とりとめもない思索にふける ・ ・ ・

『マイアート8』*No.2435

さぐりたい この壁を乗り越えるものを この隘路を突き破るものを いつ見ても驚き、発見 いつもピチピチ いつまでも飽きない くりかえしくりかえし観てしまう 手を伸ばせば手元に ときに励まされ ときに喜ぶ ああ、さぐりだしたい みつけたい ・ ・ ・

『都々逸』*No.2434

ドドイツ (7,7,7,5) どいつはどいつ といつつこいつ どどいつどいつ とどのつま ・ ・ ・

『マイアート7』*No.2433

古今東西 文化や文脈 何もかも突き抜けている この筆の スゴさ 絵の 力 ああ、ほしい 〜 〜 − * ・ ・

『マイアート6』*No.2432

異質なもの歪なもの 犬猿どうしの結びつきは可能だろうか だが 高さと低さが (ハイカルチャーとローカルチャーが) こんなにもかんたんに 軽やかに 接続してしまう > < − ・ ・ ・

『Untitled』*No.2431

Untitled 仲清人 ・ ・ ・ ・

『マイアート5』*No.2430

もろもろの線をひく 右から左へ 左から右へ 線は交わり重なる 西から東へ 東から西へ 線は右往左往し彷徨う 現在から過去へ 過去から未来へ 線は泳ぐ くるっと回してまるくする 線は踊る くるりくるくる くるくるくるりん どこかの線上で草がゆれている 私は…

宝塚現代美術てん・てん2015

宝塚現代美術てん・てん2015 開催中! ・ ・ ・