2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧
そうじをしています きれいにていねいに じぶんのみえる じぶんのところだけ 外の見えない所はしません たとえ汚なくてもしません 悪臭を放っていたり ちょっと物騒な所は お上に要求します 渋っていると 声を荒げるとなんとかしてくれます この頃は 誰も彼…
春の雨が降っている 激しく弱く降っている 身体が重い 昨夜の独り深酒 また自分の欲望に負けてしまった なんてことか 情けない お陰で嫌な夢を見た 泡立ち消えない小水 だが 雨の中 見事なしだれ桜 * + ・
りんごがひとつ テーブルの上にある コサカさんにいただいて 残った一つのりんご 12月、1月、2月 食べようか食べるまいか 横に置いたミカンは次から次へと食べたが りんごはなぜか食べなかった でも3日前 ハヤシさんが来られたときに 昼食とともに半分…
つながる いとも簡単に つながることの 耐えられない軽さ 蜘蛛の巣社会に 仕掛けられた罠 恋愛という 政治という 自己という 絶えず流れてゆく 文字と音声 画像に映像 そして心 虚構の現実化と現実の虚構化 あるいは 現実と虚構の融合 こんなに変わってしま…
指に掴まれ 手で抱かれ 人肌で磨かれた生ちゃん 3年目 いちぶつるんつるんのぴっかぴか さて 10年目はどうなるか ・ *
薄暗がり 用を足しながら 窓を見れば 微かに 揺れる 梅の影 年老いて おひとりさまの暮らしはどうか 今日は今日 明日は明日 なんとかなるさと 犬と共に暮らす老女 なるようになるしかない ただ今を生きるしかない そんなひとの日記を読んだところ 明日は我が…
どうぞおいでください また おいでください 再び訪れなきゃ なぜか どういったらいいのか ・・・ 大事なものを無くしてしまいそうで 一期一会だなんて私にはできない あなたはただ頷くだけ もう決して戻らない この地 そしてあ・・ ・ *
数値化されないもの 効率化されないもの 金銭化されないもの 商業化されないもの 経済化されないもの データ化されないもの ネット化されないもの それらから最も遠いところにあって あるいは奥にしまわれていて それらにあらがうもの それらを問うもの それ…
ぼくのなかに もう何十もの春を潜り抜けて やってきた春 新鮮で ウキウキした春 であるべきぼくの春 冬を奥に仕舞って 新しい春の色をつけていくのは それはぼく あなたです ・
増やすことばかりを考え続けてきた数十年間。 やっと今、減らすことを思うようになった。 減らす。 それは、<ゆるぐ>といってもいいし、 <抜く>とか<脱力>といってもいい。 とにかく減らす。 体には、減塩、減酒。 心には、減欲、減望。 でもまあ、あ…
とんとんとんと 調子よく トントン拍子にコトが運んで 幸せいっぱいのときがあれば だうんだうんで ど〜んと 行き詰まり落ち込んで 立ち上がれず 最悪のときもある アップダウンの日々 浮き沈みの人生 いやこれからは (病気などになったら) 沈み沈みなのか…
悪が自分のなかにいる 内に悪が巣くっているのに気付いたのは最近 心は悪にもなる + そのためには たたかいあるのみ そう 自分のなかの悪とのたたかい 一番の敵は自分 + 欲に溺れて負け 他人を意識し過ぎて負け 欺瞞に負け 抑圧に負け 心に巣くう不安に負…
よこしまな自分が 奥から グググッと頭をもたげ出す ヤバイ!! アカン!! もうサイテー ダメだダメだ!! ひっこめ ひっこめ 根絶だー!! ● * ・
駄目だな 今の自分は ホントにダメだ よく見せようとしている まだ背伸びをしようとしている もう、サイテー 偽りだ いい歳こいて どうしてそんなによく見せようとするんだ 恰好? いやいやその方が不恰好 体裁? そんなの体裁でもなんでもない よく見られた…
何をするのも力んで 踏ん張って背伸びをしていた私 脱力という言葉を知りながら 脱力を知らなかった私 標準になりたくないと言いながら 標準に近づこうとしていた私 自分は柔らかだと思っていたが 実はガチガチだった私 柔らかさや 仄かさを体感し かぼそく…
閉じた世界の住人は言う 閉じた世界に入るのは簡単で 楽だが 一旦入り込むと 出るのが難しく息苦しい 開かれた世界の住人は言う 開かれた世界に入るのは簡単なようで 難しい でも入ってしまうと こんな楽しいことはない ・
どうぞどうぞ 先に行ってください 追い抜かれても 唾を吐いてもいいですよ 勿論、挨拶を交わしても どうぞ私は私のペースで歩きます 一人になってもいいですよ これからも この足で 山や野原を眺め 草花とお話しし 青空を見上げ 歌など歌いながら 歩み続けま…
まだ少し 白い息を吐いた 初春の大地 ・
ふり向いた あなたの肩に 春の雨 ・
いまかいまかと 待ち遠しかった 憧れ 縮こまる新芽 こほほーん ひとつの白い木の咳 うつりゆくものの哀しさ 遠い彼方の 無情 家瓦から少しだけ顔をもたげた 青い春 ・ ・
しんと冷えた初春の海 波は静かに 碧く蒼く もう戻らない日々に 耐えながら 愛しい人の面影いだく とにかく気を紛らわせなければ 狂ってしまいそうな あの部屋のあった所に 春草の新芽 苦しみを引き受けるしかないのに 未だ立ち直れない どうしても 越えてい…
霜が降りた白い大地に 朝陽が きらきらきらと 野から山から家々から 光から光へ 短く飛び散る小さな宝石 ひとつの草からひとつの草へ またたくまに消えゆく 白く輝く 世界の断片 夢のまた夢 初春の 肌寒い朝 ・ ・
夜が落ちたまま 朧に 目覚めている 何かが引っかかって ぼろんぼろんぼろろろーん ・ ・
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