2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
遠くにかくれている星々が見つめてくれる 青空の海で ちいさな雲たちがあちこちに ふわふわ浮かんではおりてくる なにもかもやわらかに ひらかれている 大地に生きるものたちの あたたかい香りがゆらゆらとのぼっていって あの山のあたりで むすびつく 鶯が…
風が そよっと ふいた すこし目覚めかけた里山を ゆっくり わたり 萌えいづるまえの 木々たちのあいだを あたたかい言葉をのせて 流れていった もう春ですよ 春訪チラシを配っていく郵便配達人のように 風は ひろがって おだやかに澄んだ 青い空に はにかみ…
・・・・・・ マーガの家 ・ ・ ・ ・
久々に(2週間ぶりぐらいに)、わがこの「言葉の展覧会」を見ますと、プロフィールの写真が無くなっていました。盗られた?? でも無くなったプロフィールの写真、はて、どんなだっけな? オトコマエの写真でもないしな・・・・あのマーガのガラス作品の写…
一緒にいるけれど 寂しい気持ちになる 同好会で協働してやっていきたいのに 品性悪く、よこしまな心が見え隠れして 辞めてほしくおもう 長年共に連れ添ってきたのに 価値観が全く正反対だと実感しても 籍はまだ離れないまま続いている 生理的嫌悪感があり 嫌…
〜「見ること」と子どもの詩(2)〜 ・ ・ ・ ・
すべて壊れることって すべて失うことって こんなことか ・・・・・ 日常に溺れてすっかり忘れてしまっているとき ふぃっと あの日のあの光景映像が脳裡に映る 夫も子どもも家も何もかも失ってしまい 悲嘆のどん底にいる方が もう3年も経っているのに 暗い…
この冬は とても素晴らしい出会いをした ルカちゃんとの出会いだ ルカちゃんは10歳の水中生物豆博士 タガメを家で3匹飼っている これを聞いて、もうすぐにルカちゃんを好きになってしまった 里山に生息する水中の生き物をいっぱいいっぱい知っていた イモ…
家の中をきれいに片付けておられた 73年の人生をかたづけるように 末期で、余命あとわずか・・・・・ 外出中のオサちゃんはボソッと語られる ぼくは何も言えず ただ頷くだけ・・・・・ ・ ・ ・
〜この詩はノートだけにおさめておきます〜 ・ ・ ・
本、本、本、 本があちこちの部屋に侵入してきた 本に囲まれた家を憧れていた 本、本、本、 もうあちこちに本の山 そこに同居する 埃、塵 怠惰になったもんだ 枕元に そのまま止まって 今にも動き出しそうな 干からびたカメムシ ・ ・ ・ ・
朝。 「あっ、雉」 車の前横で雉がはしっていた 「朝に雉を見ると、その日は幸せになるんだ」 とっさに思い付いたうそ ・ ・ ・
たまったものは 内側でぐるぐるぐるぐる回る いったりきたり 堂々巡り たまったものは 蜷局をまいて わたしを縛る 何重にも たまったものを吐き出す たまった言葉を外に出し 晒す 悩みを、困難を、苦しみを 悲しみをかたる たまった言葉をすべて吐き出す そ…
ひとつの たったひとつの おおきな 大きな 過去の太い殻 で固めて そこに閉じこもり 出ようとしない いつか じぶんでじぶんの殻を破って もっと自然でひらかれた世界にでてほしい “いつかきみがきみと出逢えることをねがいます♪” ・ ・ ・
やはりいてくれた ぼくはこれまで60年間以上ずーっとそうでした 人畜無害です 人に迷惑をかけたくないんです (でも、幼いころは迷惑かけたでしょうね) 人を嫌な気分にさせたくないんです (ぼくは気付かないだけですけど) 人がハッピーになってほしいん…
ゼロ なんにもないところから 無から有へ 始めようとすると たいへんやりがいがあっておもしろいのだが 困難、右往左往、しんどさ等が付いて回る 壁が次から次へと立ちはだかったり 茨道が訪れたり・・・ どう切り抜けるか どう立ち向かうか 逃げないで対処…
人生が灰色になったとき 花の里があったら 行きたい 花の下で花だけをみて なにもかもわすれて おもいっきり泣いてみたい いやな人生のすべてを涙で 洗い流してしまいたい そして 花のもとで 特上のいい顔をしてみよう 花のもとでは みんないい顔 ・ ・ ・