2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『李白を越えよ』言葉の展覧会1997

ぐっとがまん と言ってもなかなかできない そこをぐぐっとがまん 欲を脱して 飲まない修行 いまのぼくには最大事 一番必要なこと ぐぐぐっとがまん 次の日を 爽やかに迎えるために ぼくの中の 李白よ くたばれ!! ※2缶3缶と、ついつい進んでしまうビール。 …

『銀杏の絨毯』言葉の展覧会1996

かわいい黄色の箒 が何千何万と集まった 散策路の銀杏の絨毯 黄色は黄色でも様々な黄色 ところどころに銀杏 歩くとサラサラ 触るとツヤツヤ 風吹けばヒラヒラ 太陽の光でキラキラ いつのまにかわたしは 映画の中の主人公 ■ ※大阪府堺市の大仙公園にて (自治…

『未完でいい』言葉の展覧会1995

未完で 荒々しく 完成度低く 想っていたのをつくったものの 全く違っていたりするええい未完のままで そのままそっくり提出する もうそれでいい うん そのままでいい*** 世の中何もかも未完だらけ 完成したものは見事だが なんだかいただけない そのうえ…

『写真という記憶』言葉の展覧会1994

あのとき とても素敵な場で あのひとたちと 一瞬 切り取られた笑顔 写真という記憶 時がずいぶん経っても 今なお 生きて *** ** *

『おーい希望』言葉の展覧会1993

おーい、希望 ただ呼んでみたかった 希望を呼んでみるとやってくるもんだ 必ず ・ * ・

『晩秋の日の幻想』言葉の展覧会1992

風に舞う赤い葉黄色い葉 風にゆれる哀しい歌 風に酔うわたしの夢 初々しく 自由でぴちぴちと とらわれのない娘のわたし 踊り飛び上がり走る どこまでも 夜ごと寝苦しく悶え 波が打ち寄せては引いてゆく あの高い丘の上の 空に向かって駆けて行こう 風に流れ…

『言葉の宝物』言葉の展覧会1991

いい言葉だった あのひとがとても気に入ってくれた ぼくにぴったりの言葉だ こんなに勇気づけられ 明るくしてくれるなんて いつも手元に置いておきたい ぼくだけの言葉 それは ひ・み・つ * ・ ・

『わずかの光で』言葉の展覧会1990

暗い部屋の中にいた わたしのからだの黒ずんで固く腫れ上がった一部は だんだん広がりをみせ 若々しい全体を浸食しようとしていた だめだこれは もうどうしようもない 為す術もなく諦めかけていたところへ わずか隙間から光が射した 黒ずんだ塊に光が当たる…

『たまねぎの苗』言葉の展覧会1989

先日、たまねぎの苗を何百と植えた 1年間の我が家のたまねぎ食料だ 昨夕見ると、項垂れてぐったり 今にもしおれてしまいそうなので 水をあげた 日はかげり暗く寒くなった が、水やりは続けた これからは冬が来る 去年は霜に幾つも浮いて駄目だった 寒さに耐…

『カネ亡者のなれの果て』言葉の展覧会1988

あのひと 欲の面が突っ張っている ほれほれ そのうちカチンコチンになるだろう ああ、やっぱり とうとう死んじゃった 冷たくキンキラ光る金貨になって金貨になったカネ亡者は 金庫の奥深くしまいこまれた やがて豪雨で流され 海の底へ ■ ・

『仲直り』言葉の展覧会1987

ひとくせもふたくせもある やから同士が近寄り たくらみ深いやからが相手と目で挨拶を交わそうとしたが うらみふんぷんたるやからからは 目を反らして合わそうともせず 手を握って仲直りをした その二人の巨頭(虚頭)たるや もうどうしようもないほど 疲れ…

『無題29』言葉の展覧会1986

すっかり忘れていて 思い出せない 何だったんだろう なにか大事なものだった はずだが なにか思い出せない あれ!? こんなことがこれまでにもあったような こんな言葉を書いたような・・・ ・ ・

『霜』言葉の展覧会1985

朝、目覚めて窓外を見ると 草も土も畑も 屋根も車も うっすらと白い色で染められていた 外に出ると妙に肌寒い まだ蕾で これから咲こうとしていたコスモスも 3メートルも伸びていた皇帝ダリアも ぐんなり深緑色になってやられていた もうけっして咲くことは…

『バカなヤマトンチュ』言葉の展覧会1984

キチきち基地で困っているのに 未だイモ・はだし論 やっかいやっかい 損益でっかい 振興を進行しても 信仰する一部の利で 失うもの多大損大 阻害なことすんな お上の寄り添うというた より騒で争な言葉 ヤマトンチュ まだヤメトントンチュか おまえナメトン…

『酒』言葉の展覧会1983

ついつい飲んでしまう 2杯じゃ止まらず3杯4杯と 飲み過ぎて翌日は二日酔い 頭の中が重くだるく 鈍くうっとうしい だから飲まずにいた 次の日はスッキリ脳もさわやか だもんでまた飲んでしまう ああ、この繰り返し ああ、この欲望め!! ・ ・

『ダイコンのお裾分け』言葉の展覧会1982

おとなりさんから4日前に大きなダイコンを3本もらった 兄弟に分けた 残った1本のダイコン炊きはおいしかった 今日もダイコンを4本もらった これも友人らにあげた 残された1本 何にして食べようか ・ ・

『無題28』言葉の展覧会1981

ステキな夢を見た いつまでも夢を追っている いつまでも夢を信じている そんな夢 夢の夢 いい夢だった ・ ・

『れんげ』言葉の展覧会1980

れんげの種を 稲株残る田んぼに蒔いた 去年も蒔いたがれんげは咲かず 効果はなかった でもなぜか今年も蒔いた 田植え前の いちめんのれんげ畑を夢見て ・ ・

『無題27』言葉の展覧会1979

他者に教えられ 草木に学び 石に祈り 空に願う ・ ・

『11月11日』言葉の展覧会1978

いいいい そんなことはどうでもいい いいいい おどろかすなよいいいー いいいい そんなにいきるな うんちがでる いいいい とってもいい ・ ・

『無題26』言葉の展覧会1977

歴史の流れ 雲の流れ 星の流れ 宇宙の中の流れを感じる ・ ・

『無題24』言葉の展覧会1975

生に埋没し 生に溺れ 生に帰り 生に感動する ・ ・

『無題23』言葉の展覧会1974

問い続け 答え続けます これまでも これからも 生とは ・ ・

『金猛者』言葉の展覧会1973

この人あの人 欲の面が突っ張っています ほれほれ そのうちカチンコチンになるでしょう ああ、とうとう やっぱり死んじゃった 金貨になって 冷たくきらきら光っています 金庫とやらの奥深くにしまいこまれたまま やがて 大火で溶けて 地中に埋もれます ・ ・

『無題22』言葉の展覧会1972

時が色を変え 時のなかに残る 記憶 ・ ・

『無題21』言葉の展覧会1971

すでにそれは始められ ことは進んでいるが わからない ・ ・

『無題20』言葉の展覧会1970

安請け合いは大損の元 しばらく間をおく時間をとること ・ ・

『無題19』言葉の展覧会1969

生命維持へのアイデア オスとメス 男と女 神の力か自己創出か ・ ・

『晩秋』言葉の展覧会1969

この山里では 雲の涙が流れつくすと 空に笑顔を覗かせるのです 真っ青に いつのまにか トンビが輪を描いています 色づいて いちまい また一枚落ちる 木の葉がさらさらと鳴り 空を映した池の水がキラキラ輝き出します ふるさとって 生きるみなもとですね * ・