2019-01-01から1年間の記事一覧
さっぱりわからない夜の街角の月夜の流星のグニュグニュの世界何が何だかさっぱりわからないよータルホさん 「自由は不自由だでも、不自由の向こう側に自由がある」と朝ドラでアーチストが括弧よく言っていた今、読んでいる小説は、音楽を広い所に連れ出す物…
いま息を吸って吐いて生きているいま、手にペンを持ちこれを書いているいまああ、とため息をついてみるそしたら知らないうちにああ、あのとき、あのひとが、あんなことをした・・・とぼくのなかで知らない言葉がアウトプットされる妙に懐かしく、切なく、ほ…
言葉をさがす今日の言葉は何だろう今日の一語は今日しか見えない 今日しか見つからない今日だけの言葉 今日の言葉をさがすわたしだけの言葉だれもが持っているけれどわたしだけがかがやいて見えて光る言葉 今日感じたこと 初体験! 発見! 感動!刻々変化あ…
これを持っているとなんだか自分が得体のしれぬ大きなものから守られているような気がします何かやわらかいものに包まれてぬくぬくとやっていけるような 悩みや辛さが多くてもゆがんでもよじれても冷たくなってしまっても大きな声で泣きたくなっても大丈夫だ…
吸って 吐いて聴いて 話して読んで 書いてう~んと大きく背伸び今度は縮こまって小さくちいさく次はまがってくねくねそら世界が変わるほら自分が変わる心の呼吸に詩を! *********** 『おっくう、年の瀬』 No.3603ああ、今日も青空だと喜んでいた…
コサカさん夫婦が突然やって来られてそこらへんの枯れ草や枯れ枝を集めてきて焚き火をしようということになった 炎がボボボーンと空を突くまわりがはやくたちどころにひろがり燃え盛る 炎、たけり くるい 炎おどる 燃える、燃える私たちの時間今今を止めて時…
関係人口」から「信頼人口」へ つながりの場 西谷コミュニティサロン「山里」 西谷に、コミュ二ティサロン「山里」が!! 「山里」。とても懐かしい喫茶店です。もう40年以上前になるでしょうか、若い頃にコーヒーを飲んだり軽食をとったり、ジュークボッ…
おおらかに でんと台所の流しの上にひとつの柚子刺刺の枝と深い緑葉を冠に表面は健やかなひだひだ緑から黄色へ熟れてはいるが酸っぱい未熟さがたっぷり内包されている幾度となく恋のため息艶っぽい張り まばゆく光る汚れなき純な存在感は凄い ・ ・ ・
あの時のようにぼくたちは満月の夜空の下で夜の冷えから身を守るようにずっと寄り添いあたため合っていた 星はわずかきらめいて見え遠い遠い未来を想う善意だとか 正義だとか 競争心だとかそれが何になるというのだろう じっと夜空をながめていると新しい何…
まんまるいお月さんがくっきりと紺色グラデーションの夜空に張り付いていました 都会の空に 田舎の空にまんまるお月さんはどこへ行っても付いてきます あのこと二人で見るお月さんは格別にきれいです 今は山のシルエットの上をあがっていきます ・ ・ ・
ただ今、「宝塚現代美術てん・てん」を開催中。と言いましても、もうすでに宝塚文化創造館(旧宝塚音楽学校)では終了し、友金アパートやソリオ屋上では明後日終わる予定です。 この「てん・てん」は今年で8回目。宝塚においての現代アート展ですが、阪神淡…
土のうえにうまれそだち もくもくと土をさわり 土とかくとうし土をあいし 土にめぐんでもらう土の人 フー~ フッとどこからかやってきてよごれたくうきをおいだししんぷうをいれヤマやノラやムラをつないでいくそしてあるひ ふわっとさってゆく 風の人 スイ…
江戸時代中期ぐらいの茅葺屋根の田舎家・東家(現、宝塚自然の家内)で、夜、いろんな影たちが遊んで楽しみました。10月に、東京から来ていただいた影絵アーチスト川村亘平さんをお呼びして、影絵ワークショップをひらきました。参加した子どもたちはキャッ…
コップをわたしたときそっとふれあった指あたたかな感触いっしゅんのときめきふれあうよろこびやわらかなゆびがふれあっただけのしあわせ あの少年の日々が忘れられずに ・ ・ ・
人は 窮地におちいったときにひととなりがわかる品格がわかる 自分が苦難のときに他者がわかる助けてくれる真の友だちや家族がわかる 逆境のときに人生がわかる 乗り越えよ おまえの信念と元気と志と愛とアイディアで ・ ・ ・
きまぐれな秋の空今日はご機嫌よく晴れてわずかな風に はらり ふわりと 落ち葉ふるかすかな葉の音のんびり ゆったり 聴いて 光る空のもと枝に残る 真っ赤な柿の実その下に見事な柿の葉絵ほかほかしたこころで観る ・ ・ ・
ひさかたぶりの 朝風呂のあと昨夜の楽しい宴の後の部屋でなんにもしないで ただぼうーっといる 降り続いていた雨が止んで 曇りになりやがて雲の透き間からわずか光がもれてきた猫が膝の上に乗ってきてぐるぐる鳴らす なんとなく 外に出てふらついてみれば枯…
ぼくはひとりぼっち今日はひとりぼっち今日は引きこもりの日テレビをちょっと点けるがすぐに消す孤独にはほど遠いけれどいいもんだ今日はひとりぼっち今日「も」じゃなく今日「は」ひとりぼっちさみしさが少しやってくる胸がきゅっとなってこれもまた愉しい…
木に出会い 林に入り 森につつまれる樹木 ほうぼうに枝を伸ばし葉を茂らせる枝は まがり くねり からみあう最初に紺色が塗られて流され次に緑色 それから黄色、青色、紫色・・・いくえにも重なり 積み重なり様々な色を覆って闇が訪れるそこへ波が押し寄せる…
屋根瓦が赤く染まる風無くカラスが鳴いて山里はひんやり灰色雲が少しずつ鮮やかなオレンジ色に変わっていく山際に陽が昇る明るく明るく ・ ・
あの大嵐の日からぼくは未だに言葉を失っている 水に浸かるまち泥まみれの家声も出ずただ呆然と立ち尽くす人・・・ 次から次へと災いの到来世の常なら無いことだらけの世界たったひとつだけだったものの喪失列島民のかなしさ 涸れた涙が鎮まるころやがて静か…
遠くでつつましやかにゆれているあわいぴんくのコスモスもどかしく 愁いがつつみこみ私もゆれるしろいコスモスのままで ・ ・
ひとりちびりちびりと酒をあじわう ・ ・ ・
何かある何かあるぞそこへ行けば その時が来ればしかし そこが見えない 見えてこない見つからない いつ来るかわからないすべておぼろ でもぼんやりとわかるこの辛い山を越えたらそこに何かがあることを何かたいせつなものがかくされていることを いま、霧の…
とつぜん切り出した話にこころが動く「障がいで隠していたのをおしゃれに変えたの」「へぇ、マイナスをプラスに転化したんだ」畑でとれた野菜の天ぷらを食べぐぃっとお酒を飲みながら話ははずむ秋の夜隣に猫外はくっきりと半月 ・ ・ ・
住み慣れた山里の 一軒家そこは朝陽があたり、夕陽が染めるあなたがたが居てくれるから この家で愉しく生きていける 住み慣れた田舎家のたくさんの宝あなたがたの思いが詰まってかすかににぶくおくのほうで光っているあなたの旅はどこまでも続く帰ってくるこ…
色が移ろう空朝焼けをながめるぼくたちつむぎが膝の上に乗っかってくるかとおもえばぷいとすぐつばきの方に寄っていく朝陽があがっていく寄り添ってお互いをみるかとおもえば空をみるぼくたちはオレンジ色が消え白くなっていく雲をながめている朝の時が流れ…
この頃何かをしようとするとき、たまにですが、ついて出てくる言葉があります。「どうせ死ぬんやから、愉しくやろか」こう思ったらなんでもできるような気がします。そうです。ぼくもほかのひともみんな遅いか早いかでみんな死んでしまうのです。これは、確…
この道を一緒に歩いているときあなたが急に違う道を歩んでしまったらどうしようそれでもぼくは歩きます独りで歩きます孤独をかみしめながら夢を探して歩きます あそこまで上ろうとしていたのにとたんにあなたに梯子を外されたらどうしようそれでもぼくは壊れ…
「ツバキがいたよ」と、近所のテルミさんが朝来て言うた。「えっ、どこに!?」ぼくはびっくりして問うた。「学校よ。小学校と中学校に」子どもたちがツバキを飼っているの、と嬉しそうにテルミさんは言う。 2カ月前に居なくなったツバキがいた。 こんな朗…