2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧
さまざまなことがあった年であった この列島(くに)にも この私にも 66 充実した面白い歳であった * 準備が始まった 戦争への 大量自殺への 近未来の警告を込めて 軌道修正は可能である 明るい未来の方へ さて どうころぶか いや どうころばすかだ * 戦…
留守で不在です 禁止されましたが違反します それを探り出し情報漏洩させます 謀略を巡らせるのです でもうっかり隙を見せて 嵌まり込み 欺かれ 幇助してしまいます 私は加害者となりましたが 何かが欠如しています それを知らされて 仲介 さあ、いよいよ対…
もう何年か前に 上から目線で見んといて と息子に言われたことがある ハッと そのとき気付いた 確かにそうだ 自分がいちばん嫌っていたことを 自分がやっていたのだ 情けなかった あれから気を付けて横から目線とか 下から目線で見るように心がけてきた とき…
今日はあわてててるみさんの入院する病院を訪れた。手術がうまくいって、以前のような苦痛の表情は消え、てるみさんの顔はとても晴れやかだった。「あと、最後に詩を2編程付け加えてください」と数日前に見舞いに来たときに言っていたのを、忠実に書いてく…
いつも私の中の他人はそっぽを向いている でも、たまにではあるけれど 拍手してくれるときもある * * * 月並みな日常 外の霜が部屋にも侵入して来ているのだろうか 寒さで顔が痛く感じたので目が覚めた 起きようか 起きよまいか 迷い続ける寝床 しばらく…
アートは あっという ひらめき 衝動 時々 ドキドキ あっ とうとう いつのまにか できるもの ・ ・ ・ ・ ・
こうして抱いていると やわらかくて あったかくて いっしょに生きているなあ という気がした 布団の中で ぼくはギュッと彼女を抱いて 寝た 少年の頃 飼っていた猫と 恋人のように 一緒によく寝た あれから何十年も経って 猫のことをすっかり忘れていた ふと …
プファーッ 水面に顔を出した彼女は 大きく息を吸い込んで また潜った 水底に重しを付けとかなきゃ 浮きっぱなしなのよ 生き延びるための 独り台本 ・ ・ ・ ・
居心地はすこぶるいい しかし 呪縛されもする 手のひらの ふるさと 解き放たれもする 外へも内へも 手を大きく開いて広がる ふるさと ・ ・ ・ ・
効用とか 効率がまんえんしんとうしたげんざい そんなことばかりで生きているから バカになる だから世の中はバカばかり うん 不便だっていい 不便のほうがいい 無駄、おおいに面白い 代替の効かないものにこそ 価値がある でも世の中、それに気付かないバカ…
実は あの男は存在していなかったのだ そういうこんげんてき不安と 恐怖に怯えて生きてきた それを忘れよう なんとかわが存在を得ようと いまある借り物の物語を上手く作り それが頂点に達したとき 自分で自分の腹を切っ裂いた 実は あの男は存在をでっちあ…
この土の上にも 脱却 転換 わずかな芽吹き 少し少しずつ 若い胎動ザザーッ ザザーッと 新鮮な波が押し寄せては引いてゆく 大地を洗う 海の彼方の新しい水平線から ザザーッ ザザーッ ・ ・ ・ ・
無意無味なるかな 虚飾、偽装、欺瞞のはんらんする現在 ここらでちょいと墨で 線を引く 線は伸びくねり折れ曲がり跳ね止まる この線の伸び様に曲がり様、跳ね様 まるで まるでこころのように この痕跡に 私は自分を綴じ込める (閉じ込めるのではなく) ・ …
いけいけと 競って目立ち際立つのではなく 森の中に融け込み 木のぬくもりに癒され 差し込む光に喜び合う やさしく やさしく 調べを和して (隈研吾の新国立競技場のデザイン) ・ ・ ・
なるほど そうか 人が動いて 傍のひとが楽になる はたらく ※「働」「傍楽」という字 ・ ・ ・
何年からだろう この地球の表面にできた 土に 鍬をおろし耕して 種をまき育てる その恵みをいただいて 営々と 育み 脈々と 続く人のいとなみ 生のための食と むすぶ 線 ・ ・ ・
時代は変わった いなか志向の時代へ ここ一、二年の世の中の動向 を見ていますと、時代は大きく 変わったようにおもいます。 都市からいなか(農山村)へ 移住希望者が増加しているので す。「失われた二〇年」のトンネ ルを抜けると、そこには素敵な 世界が…
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想像が 自分を救うときがある 憂鬱なとき 辛いとき 感性が豊かなとき うんと ぐううんと 踏み込んでみよう 想像力による もう一つの世界へ ・ ・ ・ ・ ・
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12月 にしたにの夜の闇に 一点 浮かぶルミナリエ天国にいるお母さん 自分の家がよく見えるでしょ27年前に母を亡くした娘さんが 母を思って家を光で飾った ルミナリエ天国にいる方々 どうぞこのルミナリエを ご覧ください ・ ・ ・ ・
青い日々 何もかもフレッシュで浮き浮きして楽しかった 同僚や同級生、女の子たちとよく食べに来て とりとめもない話をして騒いだ 半世紀続いたむらの食堂が閉店した かつての女将はすでに亡くなり 継いだ娘も寄る歳には勝てず 幕を閉じることにしたそうだ …
ちいさな隙間から冷気が忍び込んできて ブルッと目が覚めた 外は薄暗く寒々としたおぼろの世界 厠に行くと吐く息が白い 手は冷たくて痛く、指はカチンと動かない あまりにも寒いので布団の中でブルブル縮こまっていた しばらくして布団から顔を覗かせると ま…
壊されても 壊れて消えてしまっても 再び 「生」は、オギャーと泣いて 生まれ変わる フレッシュに さあ、生きることだ ☆宝塚の武庫川中州に、壊れても消えても再生する石積みの「生」あり!! ※土、日とこの二日間の早朝、大野良平さんの車(奥さんも同席)…
冷たい風が吹きつけて 身体が凍りつく 宝塚、武庫川中州 ここで エイ エイ エイ と 心の中で気合いを入れながら 遊びながら 石を積む 子どもも大人も ・ ・ ・
消えてから 2年近くの時間が流れた 何人かのやむにやまれぬ何かが 突き動かし また元のこころざしを とり戻し 再び生みだした ・ ・ ・ ・
『』*No.2461
独りよがりの 上から目線 自分は正しいんだと かたくなに信じ込んで 疑わない たとえ間違っていても 絶対謝らない 未だこの列島を支配 ぼくはと言えば オッチャン 自分は間違ってばかりいると おどおど 誰にも謝り みなさんに生かしてもらっていると 感謝し…
かつて この場 父母の父母の父母が 棲んでいた いつしか 場が招き やがて場が包む 場は微笑む この場で ぼくは腰をおろして 遠い祖先がしてきたように 棲む ・ ・ ・