2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『桜の季節』*No.2122

青い春 形あるもの すべて壊れ 散ってしまうのに また 桜乱れる 季節がやってきた * ・ ・

『ごてんやま道』*No.2121

一難去って ホッと落ち着いたとき ふと 見上げると 桜の蕾が 淡いピンクをのぞかせ いままさに 開こうとしていた ♥ ・ ・

『今時の子ども』*No.2120

10人いれば その中に 一人 壊してはならない ステキな宝を持っている ・ ・ ・

『荒野に微風』*No.2119

いったん荒れ出すと 収拾ががつかなくなる このじめっとした なんと陰湿な心の風土よ そんな荒廃の中で カラッと 爽やかに 吹いている微風が ふたつ ・ ・

『しそう22』*No.2118

死相の思想 歯槽膿漏にならずに 詩想で試走せよ ・ ・ ・

『しそう21』*No.2117

不気味なものが崇高なものに 変身する 脅威のテロ むしろ馬鹿馬鹿しく阿呆な 滑稽へ堕しているのに 気付くこともなく ・ ・ ・

『しそう20』*No.2116

美にも崇高にも近く そのどちらでもない 不気味な悪霊の少女 要注意!! ・ ・ ・

『しそう19』*No.2115

ヒトというこの不可思議で 恐ろしい生き物 死の欲動がうごめき ヒトがヒトを殺す 死に至る悦 (これを迂回させ、長引かせ、消滅させる処方箋は) ・ ・ ・

『しそう18』*No.2114

死に至る病 死ぬまでお金、お金、お金・・・ (資本主義下、多くの人々の) ・ ・ ・

『しそう17』*No.2113

死の欲動が 崇高を求め ときにテロに発展する ・ ・

『しそう16』*No.2112

崇高への欲望 テロへの欲望 ある種のルサンチマン みんな同じもの ・ ・

『しそう15』*No.2111

崇高でもない すべてを美で覆い尽くせもできない ・ ・

『しそう14』*No.2110

普通の暮らし 内在から超越に向かって 輝きだしている ものもある ・ ・

『しそう13』*No.2109

崇高は やがて滑稽に だからとりあえず 美と戯れる ・ ・

『しそう12』*No.2108

まだ見ぬファンタジー 20年経てば 使い捨てられ 朽ちて見る影もなく

『しそう11』*No.2107

広く散らばってしまった 有象無象 何もできないだろう、おそらく 期待は禁物 ・ ・

『しそう10』*No.2106

低級なメディアが低級なヒトを 批判している ・ ・

『しそう9』*No.2105

期待はずれのネット 近頃シェアはレンタルに ・ ・

『しそう8』*No.2104

誤配された 贈与 うん、このほうがいい ・ ・

『巣立ちゆく君に贈る言葉』

『巣立ちゆく君に贈る言葉』 宝塚市立N中学校卒業生へ まっすぐなのはいい 純なのもステキだ みんな仲が良いのは素晴らしい だが、これからは いろんなものがやって来て ぶつかるときがある 侵入してくるときもある 世の中にうようよいる邪が悪が欺が汚が腐…

『しそう7』*No.2103

否定されたものが 回帰する 詩を纏って ・ ・

『しそう6』*No.2102

古くて 新しい課題 贈与 ・ ・

『しそう5』*No.2101

台風は 身の安全を確保してから やり過ごすしかない のか ・ ・

『しそう4』*No.2100

対処法は またこんなつまらんことを書いていると 便所の落書きを ていねいに消して 洗い直すしかない ・ ・

『しそう3』*No.2099

心の中の 格差 という幻想が いまや 現実の脅威に ・ ・

『挨拶』*No.2097

おはようございます これはむずかしい かんたんなようでとってもむずかしい 挨も 拶も 人と人がぶつかりあい 相対峙すること 相手を押しのけ相手に切り込み 切磋琢磨する 挨拶にはそんな意味があったのだ つまり挨拶は魂と魂がぶつかりあう 修行である 人が…

『しそう2』*No.2098

鬱屈や憎悪を多文化で処理しようとする無理と 錯誤 ・ ・

『竹藪』*No.2095

伸び放題の竹、竹、竹 竹藪 子どものとき 竹藪に迷い込んで 独りの恐さを知った 19歳のときに 「孤独」というものを深く考えた でも あれから50数年経った今は 独りの時が多い 独りは1本の竹だ 細い枝なのによくもまあ、折れないものだ 地中では 地下茎…

『人・間』*No.2094

線がある 線と言っても 線の間である 間を通り過ぎて行くもの ときに反発したり 睦まじく二つに重なる場合もある ときにわずかに光る それが妙になつかしい 間に生じてよかったと 喜ぶ間もなく 儚む間もなく すぐ消えてゆく ぽっぽっ ぽっと だれもかれも 宇…

『しそう1』*No.2096

こんにち しそうをていし しょうめつしそうになっている しそう ・ ・