2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『348回ばおばぶどくしょかい』 * No.3212

わからない うけつけないよ この人、いったい何を語りたいのか う〜ん、わからん いいえ、わからないと思わないほうがいいわ 分かろうと思う読み方がおかしいの かんせいで読まなくちゃ 伝わってくるものがあればいい なんかこうエネルギーみたいなものを感…

『かんよう』 * No.3211

ぼくにもきみにもひつようなんです ぜんていにたつんです わからなくてあたりまえなんです みんなそうなんですどんなひともたしゃなんです でもわかりたい ふかくりかいしようとする ここにうまれるものがあるんです たいせつなたいせつなものが あのひとは…

『月と出会う』 * No.3210

月がきみをみつけました きみは月と出会ったのです きみがきみを見つけたように ・ ・ ・

『哲学の空』 * No.3209

曇り空はいま哲学をしています 自由はいっさいゆずりません 持つことで生じる不便 繋がることで起きるリスク こんなものは捨てちゃおう 私は冬を踏み抜いています 空気を読んで他者に合わせる 近年のこの国の住人の墜落の の のののの 馬鹿さ加減 あなたが見…

『雪降り、山眠る』 * No.3208

しんしんと雪が降り続いた この世界のさまざまな色が、欲望が 白一色に成った なんと爽快なんだろう、この風景 山はぐっすり眠っている 雪降りし夜 物語はひとつの終章 月(半月)がかがやき わたしを覗いている 明日は 自分の足で また新たな一歩を踏み出そ…

『もうちょっと「雑」に生きてみないか 1』 * No.3207

あの小学生の 真面目一徹、一途な想いを持った顔が 少しだけほぐれてきて きみはそんなに想い詰めて 出られないような底へ、底へ潜り込んで しまう前に 少し、少しだけ時間をくれないだろうか 全力投球 疲れやすい 眠れない ドキドキする・・・・・ どんなこ…

『いい人が損をしない人生術 その1』 * No.3206

以心伝心では駄目なんですよね ほら、ちょっとニッコリしてください 微笑みあいさつなんです しかめっ面よりもよっぽどいいし よっぽど長生きするよ 外へ出たらよそいきのお芝居がいい いいドラマのいい俳優になって あいてを幸せにして うん、何気ない仕草…

『かぜをひいて』 * No.3205

ここに こうして 生まれてきたのは なぜ もたげてくるぎもん 「こころぼそいときの こころぼそいひと」になる すっかりかぜをひいてしまって たかいねつ もうつかれてしまって とおいところにいってしまったこころ しぼんでしまって いまにもきえてしまいそ…

『もう一つの欠片』 * No.3204

雪が残る冬日和 あたいはもう一つのかけらをさがす あのひとを待ちながら 本来の自分にもどろう あこがれは生きる喜びを呼ぶ さがしてもさがしても見つからない どこへ行ったの 待っても待っても 来ない ときに深刻な寂しさが訪れる 宇宙にただ一人漂ってる…

『楽天家は運を呼ぶ』* No.3203

きみ、そんなに落ち込まないでよ ぼくは辛いよ 奥へ奥へ引き込まれ 底へ底へと沈んで行っている感じだよ 悲観論者なんだね、きみは ぼくはどんな窮地でも なんとかなるさ、なるようになるさ なんとかしなくっちゃ とおもっている楽観論者なんだ そう、楽天家…

『それはある日、突然』 * No.3202

それはある日、突然やってくるかもしれない 年齢には全く関係なく 元も子も無くなるその時が その時がやってくるのを 想いながら その時、その刻を 大切にしたい 私はその日 その刻、輝いているか 充ちているか ・ ・ ・ ・ ・

『 桃李もの言わざれども下自ずから 』 * No.3201

・・・・・ (独り言) 長年培ってきたものだろうか 処世術が分かってきたせいだろうか う〜んやっぱり、 来るものは拒まず 去る者は追わず これまでこんなところで人に関わっている まあ、気楽でのんびり人生なのかな 長い45億年の歴史から見ればね どうせみ…

『ふと われにかえったとき』 * No.3200

※※ 掲載、とり止めました。 ・ ・ ・ ・ ・

『100歳のドライバー』 * No.3199

免許証切り替えの講習で 100歳以上で車の免許を持つ現役のドライバーが 県下で5人いると知らされた この方たちはきっと 大地や太陽のエネルギーを 上手くもらって 希望を捨てずにいる人たちだと 直観的に想った 入れ替わる細胞 生成する細胞 100歳になっても…

『ピッと 縁の糸 』 * No.3197

ビビビッときたのよ その人に 直観なの 運命というのがあるのかしら 願えば叶えられるのかしら・・ うん、ぼくもそう想う 運命だよ 願えばきっと叶うよ 確かに運命というものがあるような気がする 縁と言ったほうがいいのかもしれない そう、縁だよ、縁 ぼく…

『暖!』 * No.3196

暖! 西谷は寒い。北の国ほどではないが、同じ宝塚市でも3℃〜5℃違って低い。よって夏場は涼しく感じて過ごしやすい。ところが冬は宝塚南部で雨が降っていても、北部の西谷では雪だ。11月より霜が降り、辺り一面がうっすらと白化粧し出す。皇帝ダリア等は…

『みんな死んでゆく』 * No.3195

みんな生まれてきて 死んでゆく 地球上の いや地球そのものが 生まれて やがて死んでゆく 生き物はそれを身に着けて 生きている ヒトはそれを忘れ 気付かぬように生きている ・ ・ ・ ・

『詩は人のこころを』 * No.3194

詩は人のこころを あたたかくするときもあれば 詩は人のこころを つめたくつきはなして きずをつけることもある すみませんでした ・ ・ ・『どこへ行ったの自分』 天上にはさまざまな風が吹いている もろもろの他者の風が わたしはその下でウロウロさまよっ…

『理不尽』 * No.3193

いつだって どこにいても 世界は理不尽 大きな力は今なお大暴れ うようよいるおいらのような ちっぽけな人間は 薙ぎ倒され 翻弄され 混沌混乱のなかに突き落とされる おいら少しだけ殻をつくって 防御しているよ ちっちゃな殻だけどね 愉しく防いでいるよ 世…

『冬夕焼け・おいらはマイナー』 * No.3192

寒〜い日 冬夕焼けを見て想った おいらはマイナーなんだ 圧倒的にマイナー このうえないマイナー メジャーには魅力を感じない 誇りをもっているマイナー 自分の好きなこと 自分がしたいことだけを やり続けていきたいと望む 一番星の下で 鴉が歌っている ・ …

『墓堀人』 * No.3191

自ら克服できない矛盾が生まれている 周期的な危機 破壊される大事な大事ないのち 再召喚されるM だがそんなことは許されなかった 墓堀人はもくもくと 沈黙してその日を待っている ・ ・ ・

『てぶくろ』 * No.3190

落ち着いて センスのいい色あい 思い込み(執着)から抜け出せ 呪いの言葉から解き放たれたさわやかさ 合わさる左手と右手 目まぐるしい冬の寒い日々に やわらかくしずかなぬくもり 成り立たなくなった人生双六から離れて 手繰り寄せるしあわせ ずっとそばに…

『なきじん』 * No.3189

なんといったらいいのか 気付かぬままにきみとの 時間だけがと んとん拍子でながれてゆく 今、生きてよろこんでいるって感触 懐かしい場所に 帰ってきたような じんじん じんっときているよ 口にはいった いっぱいの泡盛 今帰仁 ・ ・ ・ ・

『インスタグラム』 * No.3188

笑顔で カワイく 水面に映るわたし そっと指を触れると 歪んでグシャー 美を突き抜け 共感から飛び出して 新たな回路をさぐる 移ろう世に 移ろうわたし 「インスタしませんか」と20代のリサさんに言われたとき、ぼくは「インスタレーション」だと思っていた…

『まず生き残る知恵が』 * No.3187

緊急、緊急! 非常事態発生!! 予期せぬ想定外の事態が発生しました!! 突発的 突然の危機! ●●●● さあ、どうしよう?! ●● 逃げる 逃げろ とにかく逃げなけりゃ ジジョ、自助 ツナミテンデンコ〜−!(デモ、モウコンナコト言ッテモオソカッタ) ● もう遅…

『新年、この胎動』 * No.3186

胎内で なにかがピクッ ピクッと動いています この感触 その何かがわからない 今まさに 生成しようとする何か ピクン ピクン 荒々しく 繊細に 殻の中の卵のような まだ見ぬ未来のような 何かが ・ ・ ・ ・

『雑っていいもんです』 * No.3185

・・・・・・・『雑っていいもんです』 ほうぉ 雑ですか 雑って いいもんですよ 雑草、なんて好きです たくましさがありますから 雑学もいいですね その他、雑多ってのも「雑」もいいですけど、「大雑把」とか「自由自在」という言葉の方が合っている感じが…

『壁の向こうの』 * No.3184

闇の向こうから聞こえてくる悲鳴 おいらには聞こえない 分かち合えない涙 おいらには見えない 壁の向こうの遠い世界 ふっと浮かんできた 心の闇 救われたい人の群れ 首をたれ、とぼりとぼりあゆむ人 地に両手をつけ、かろうじて座っている人 いつ崩れるのか …

『詩の塚のまばゆい月』 * No.3183

しんと冴えた 元日の夜の空 ただよう雲の間に浮かぶ まばゆい月 冷たい風が吹き来る神社内の催事 しびれる足裏 外では燃え盛った焚火の残り火 祈願は何も無し 直会の賑やかさ 時間にくらいつき 世界がかぶさる 遠い遠い 奥の方で 難民の苦しんだ顔 救われた…

『いざ、魔法の世紀へ』 * No.3182

・・・・・・・新年! 2018・・・・・・・ここに魔法の箱があります おそらくあなたのところにもこの箱はあるはずです いま、魔法の箱は内に満ちつつあります まもなく外へ染み出し 現実に入り込んで行くでしょう やがて 現実は拡張し魔法の世界へ また…