2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『わがやのセンス・オブ・ワンダー 29』*No.2601

みんなの前で 堂々と いちゃついてやる やっと出会えたひとだもの どうだ うらやましいだろう ・ ・ ・ ・

『わがやのセンス・オブ・ワンダー 30』*No.2600

ちょっとずり落ちそうだな こりゃ へばりつかなきゃ おいしい葉っぱのうえだもの ・ ・ ・ ・

『わがやのセンス・オブ・ワンダー 31』*No.2599

もうすぐ やわらかく透き通った宝石の玉が 地球に落ちます ・ ・ ・ ・

『わがやのセンス・オブ・ワンダー 32』*No.2598

こうしてお酒を飲んでいると 子どもの頃の記憶が 少しずつ浮かんできます もちろん 酒の肴は 緑 です ・ ・ ・ ・

『わがやのセンス・オブ・ワンダー 33』*No.2597

少しずつ 私は入れ替わり すっかり新しくなって またちがった自然を 発見しました もう黄昏時なのに 鳥たちの声は止みません ・ ・ ・ ・

『わがやのセンス・オブ・ワンダー 34』*No.2596

こんなみどりばかりのところにいると ヒトのつまらなさがわかります にんげんってなんとあほでばかなんでしょう ・ ・ ・ ・

『わがやのセンス・オブ・ワンダー 35』*No.2595

これまで見えてこなかったものが 見えてきたようです 見ていないものが 見えてきます なんてはかなくて かけがえがなくて なんて美しいものなのでしょう 生き物は ・ ・ ・ ・

『わがやのセンス・オブ・ワンダー 36』*No.2594

里山のみどりのなかで 荒れ狂う海の嵐のなかで 都会の夜明け前の薄暗いしじまのなかで ぼくは好奇心いっぱいの子どもです ・ ・ ・ ・

『わがやのセンス・オブ・ワンダー 37』*No.2593

もしこの世界に希望というものがあるとするなら それは 目に見えないもののなかに 幼くちいさな子どものなかに あちらこちらに流れ漂っている匂いのなかに 隠されていた生命の輝きの再発見のなかに 神秘さや不思議さに目を見張る感性のなかに あるのでしょう…

「にしたによいしょ」5月号

『山にくっきり白いタムシバ』*No.2592

この春は 山に珍しくタムシバが くっきり白く咲きました 野にタンポポが鮮やかで 浮き立って見えます 昔から こんなときは天変地異が起こると 伝えられています やっぱり 熊本や大分で大地震が起きました 花の色がくっきりと綺麗になれば ご用心 ・ ・ ・

『こんなときこそ』*No.2591

じぶんだけのことよりも たにんのことが たにんのために たにんとともに そんなたいせつなことが よ〜くわかります ・ ・ ・ ・

『しぜん』*No.2590

しかたがありません どうしようもないのです わかっていたら じぜんからたいしょしました こんなのははじめてです ものすごくこわかった もうしぬかと じしんにはじしんがありません しかたがないのです こうなってしまったいじょうは これもしぜんなのです…

『薄い皮の上に棲む』*No.2589

揺れました 大地が アーッ、上下に アア、アアーー左右に アアアアアアーーーッ それはひどい 揺れです 恐怖そのものです 道が無くなりました 橋が落ちました 山が崩れています 大地が盛り上がり ひび割れています 私たちは地球の 薄い薄い皮の上に 棲んでい…

『・・・・』*No.2588

また 大揺れをした大地 熊本に ● ・ ・ * ・

「にしたによいしょ」6月号

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『自獄の日々』*No.2587

ここ数日、自己缶詰状態。地域月報紙『にしたによいしょ』づくりに時間が取られました。 おかげで、目が痛み、肩が凝り、頭痛に歯痛がひどくなりました。歯痛は、もう痛くて痛くてしようがなくなって、歯医者に行きました。そして痛んだ歯を1本抜いてもらっ…

『どこかとおいところのせんそう』*No.2586

どこかこことはちがう わたしとはかんけいのないとおいところで せんそうがおこっています わたしといったら おいしいものをたべながら にゅーすでみるだけ もうすでにがめんがえがおのじょせいにかわりました さっきのせんそうはどこへいったのでしょうか …

『さあ、はやく』*No.2585

ほかのひとたちは いいとおもいます そんなこときになさらないで ああ、でも たまにおもいだしてくださればいいんですよ ありがとう きっとそうします そうつたえます でもわからないかもしれません それでいいんです そんなものなんです みんなじぶんのこと…

『世界の終わり』*No.2584

時代も 色も男も女も つながりも喜怒哀楽も明暗も昼夜も地球も バラバラになって 物語がなくなり やがて無が 訪れ 世界が終る いつか ・ ・ ● ・ ・ ・

『最近本屋事情』*No.2583

この頃、読みたい本が少なくなってきました 街場の本屋へ行っても 以前は爆買いをしていましたが 今は1冊買うか買わないかです でも 人生の中で 一度は読みたいが まだ読んでいない本が まだいっぱいあると思います こんな本屋が出てきています ちょっと遠…

『狭量な人』*No.2582

ちょっと避けたいんです できるだけ離れていたいんです あ々はなりたくないと思うんです いっしょにいると 自分の愚かさが見えてきて とても嫌なんです ・ ・ ・ ・

『読初』*No.2581

いろんな活字が目に入ってきます 買、爽やか、spring、愛って、新しい、A、・・・ 目がつかまえます scan 瞬時に私はその文字記号の 意味を考えます そんなのを続けます これが読む read これは読しょ 読み初め 書物と出会って関係を持って 「読書…

『春の嵐』*No.2580

山に白いてんてんのあくせんとを つくっていたこぶし(タムシバ)の花が 消えた頃 嵐がやってきた ゆれる桜 ゆれる木々 ゆれる草花 吹きつける雨 窓をぱちぱちたたいている ヤーヤー おれは春の嵐だ 春は愛でるだけのもんじゃない 春をなめんなよ ・ ・ ・ ・

『まだ大丈夫Ⅱ』*No.2579

まだ大丈夫 まだ大丈夫 まだまだ 大丈夫 と思っているヒトが 多すぎる もう目の前に 迫っている という のに ・ ・ ・

『覚悟』*No.2578

覚悟はしておくことだ 何が起こっても へこたれないように そのための修行もしておくことだ いつやってきても くじけないように 日々、心を少しずつ鍛える 刻々、充たされながら ・ ・ ・ ・

『霧の春山』*No.2577

時雨の朝 なにもかも霧につつまれています 眠っていた山が大きな欠伸をして 目覚めました 霧の合い間から木々が ポッ ポッと 春の吐息をしています そしてあちらにもこちらにも ポッ ポッと 白や うす桃や うす黄緑になって よろこびを伝えています 山は寝ぼ…

『夕暮れ桜満開』*No.2576

花曇り 華々しく 花浮き立つ夕暮れ 甚だこの世ならぬ 花びらたちは 花火のように 放つ大空 ・ ・ ・ ・

『名もない花』*No.2575

なんにもない 自分すらない無から ポッと いきなり こんなところに生成して ただともるだけで いったいぜんたい なんなんだ この「生」ってやつは まあ、なんだかんだ言っているうちに あれよあれよと また なんにもない無の闇へ パッと 消えて行く 名もない…

『4月の花びら』*No.2574

ひろげたりょうての あいだに 花びらが舞いました ひらひらりひらひらひらりん あちらでもこちらでも おどっているきぼうを見てください まっさらなこころのほかには なんにもなくて とてもきれいにふたりのなかを 舞っています ・ ・ ・ ・