2016-01-01から1年間の記事一覧
からんと自由 まったく好きなことができて ろくろく ま・ん・ぞ・く ぼくにはいつも詩があり 詩とともに暮らしている 恋人とともに ****** よく生きたよ アリのように動き回って いろんなことをし いろんなものもつくった いろんなひとにであって いろ…
たばこ一本 火をつけて けむりをからだに入れ ふーっと 今日のことをおもってみる コーヒーをひとくちのむ ああ またふーっと 明日のことをおもいえがいてみる まどむこうの 田舎景色はさいこうだ ふーっ もうなにもかんがえない ****** いったい 何を…
じつににぎやかに 静まりかえっていますね この日常 この生活の中に 死がびっしりへばりついている それをわからぬようにおおいをかけたり みえぬようにふたをしたり そのうえをきれいにぬったり むしゅうにしてにおわぬようにしている あるいは なにかにか…
ぐるぐるぐるぐる てのひらの上をめぐっているだけなんですよ いっぽも出ずにね でもそんなことをくりかえしているのは 気休めなんですよ ちょっとおもしろいものが出てきたけれど てのひらのなかなんですねぇ ところがそれだけならいいんですが 害もでてま…
いやですねえ まだこんなのがおおっぴらに堂々と 謳歌しているんですから でももうそろそろ陰りが見えてきましたよ ひとり離れふたり離れしてますから でも時間がかかりそうです なんといったっておそろしくたくさん信者がいるものですから ああ、まだ時間が…
すでに死んでいるんですよ ただ残り滓と 悲しみ喪失している人がいますから なんとか持ちこたえていますが 害がなく無臭なだけまだましです 「ふり」とか「もどき」とか「まねごと」はもう終わったし それがまっかな偽物だとわかったことだし 取り残された年…
感覚がずれて 違いすぎているんですよ 悪い場所の自己的矛盾そのものなんです なんといっても二重人格者だから きまじめだけでは脱出できません そんなものとうに解き放たねばならないのに 未だにまとわりついているんですから 内から破らなきゃ駄目ですよ …
・・・・・・・・・・・・・・人と人・・・・・・・・・・・・・・人といのち(生命)をつなげる言葉を ・・・・・・・・・・・・・・いまだ探し続けています ・ 冬に咲く菊2016.12.23 ・ ・ ・
ぼくが死んだあと たましいってのがあるのかどうか ないのかあるのか いったいぜんたい おそらくそんなのはないだろう いや ひょっとしたらあるかも じゃ、もしかりに もしもだよ あるとしたら この世で ステキな とってもイイたましいを つくっておかなくっ…
びょーんと 不思議の種に乗って 伝えきれなかったものを 伝える あなたに わたしのおもいを ご縁がある方にも 見えなかったものを見えるように びょーんと伝える 出会いと別れはつきもの 不思議の種は謎の種 あなたはとってもカワイクて オシャレ そら、みん…
残されたいちまいの 木の葉がかすかに ゆれている 木もゆれ 林もゆれて 森もゆらゆら 里山はわくわくと ゆりゆれて ・ ・ ・ ・
お金が飛び交いお金に引きづりまわされ モノがあふれモノに踏みつけられ 排除と憎悪が交差し欲望と妬みと嫉妬が絡み合い 膨れ上がってパチンパチンと弾け続ける うつうつとした都会に背を向けて 若者たちは田舎をめざす 里山というワクワクするファンタジー…
まるでぼくに見つけてくれといわんばかりに 出会うべくして出会った まんまるい石 手のなかにつつんだ大切なおもみ 川の中州で 石を拾っては積み 積んでは拾っていたとき おにぎりのような まんまるい石を見つけた こんなカタチになるのに どれだけの年月が…
川の水に何度も手を浸すときは 刺されるように冷たい 積み始めてから何年が経つのだろう シジフォスの神話のように 流されては、積み 壊れては、積み 夏に積み、冬に積む 毎年、ぼくの行事になっている 「生」の前に「再」を考えていた十年以上も前 あれから…
目先のことで(生きているなかで) 不安にかられ(大きな壁に当たって) おろおろ迷ってしまって(どうしようもなくなって) 闇が覆ってしまったとき(生きているのが困難になったとき) やたら目先に灯りを灯しまくっても どうにもならない 余計に闇の中へ…
おやっ と心に引っかかって しばらく止まったモノ すっかり忘れられた不用品でも 誰も見向きもしないガラクタでも だいじにしてあげなくっちゃ そしてしばらく寝かせてあげる 何年か経って ああっ と思い出して 起こしてあげる 「出番ですよ」 ぼくの作品は…
こーんなものを竹から作りました。 「第5回 西谷手づくり展」(西谷夢プラザ:蔵ギャラリー)より・ ・ ・ ・
うっすらと 霧がたちこめる 朝の木立の灰色影 山路はわずかばかり明るい 枯れ葉じゅうたんを踏みながら 頂をめざす おお 雲海の上に顔を覗かせる神秘な山 森閑とした世界が ほんのりあかるみ かなたの山際が じょじょに 徐々に 朝焼け色に染まっていく いっ…
しんかんと いてついた風がとおっている ぼくはちぢこまりながら あったかな野菜スープをすする 真っ暗闇の影で 両手をいっぱいひろげると 満面の星が入ってきた ・ ・ ・
川沿いのまがりかど すれちがったあのひと 残ったあまいにおいと あまくるしいむねのときめき もどかしさの 路は里山の彼方へ 夕焼け雲 あかく ・ ・ ・ ・
かさこそかさっかさっ 歩むごとに奏でるやわらかな打楽器 いつかこんなことがあったような 枯れ葉じゅうたんの上に 大の字になって寝転んだ 木の間からのぞく青空 そこからおりてくる光の天使 木々のいのちの清新な匂いと そよぐさわやかな風と ふんわりとあ…
今年は 畑にある2本のゆずの木がたくさんの実をつけ お裾分けでみんなにゆずを譲ってあげた みんなはとても喜んでくれた なかにはお返しに お餅やら 大根やら お菓子やら鹿肉やらをいただいた 物々交換みたいで ぼくはなんだか心があったかくなってきた 贈…
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かっ かっ かっ さんさんとふりそそぐたいよう さんかさんかで しゅくじゅうするにほん いまいこうき きぼうがみえかくれ さんかからさんかく きょうどうへ さんかなくしてみらいなし 参加賛歌。 今後の参考になるとてもおもしろい本だった。※『縮充する日本…
風が吹いている かすかに 葉がゆれる すこし ひんやりと やさしく 風が吹いている 耳を澄ませば かすかにささやいている 何か大切なこと 伝えたいことがあるように それが何なのか ぼくには聴きとれない 風が吹いている どこまでも広がる青い青い空の下 今日…
今日はじつにのんびりしています やることはいっぱいあるけれど そんなことはどうでもいいような気持ちです 天井でネズミがばたばたさわいでいます 空は曇っていますが青空が雲間からちらちら見えます カラスもどうしてかかぁかぁないているのです ぼくはあ…
ある日 なにげなく 繰っていたページの ある一行に ふっと 目が留まって 釘づけになった 本を閉じても 消えない 食事をしても クルマに乗っても 消えない 使い古された たった一行の言葉に ふつふつと 湧き上がる おもい こんなことって あるんだ ・ ・ ・ ・
なにもかもお金で動いていた ああしろ こうしろ というばかりで住民はひとつも加わらなかった 協力というものはすっかり忘れ去っていた どこからも文句が出ないように お金を使いきらねばならないと 小役人は心がけた やれ補助金だの、助成金だのお小遣いを…
若いのう ええのう 若い人たちのエネルギーは、 明日への力です。活気、むんむ んと、勢いがあります。この十 月の大原野の秋祭りにおいて、 それがはっきり見せつけられま した。かつて「西谷青年団」(ま た特集を組みます)があった西 谷は、こういった若…
ありし日の 師走 捨てられていたお皿が 雨に打たれていた ひび割れて いたいたしそうに かつて それは愉しい日々だった なにもかも ウキウキと なにをするにも こころときめいて わたしにふれて わたしにのせて すっかりなくして きれいにあらってもらった …