2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧
また 煙草を吸うようになった と言っても 一日に数本だ 長時間パソコンをさわった後 ここぞ とばかりに急に煙草を吸いたくなる ちょっとした気分転換 ノルマのように毎日一箱吸っていた時とは違う これは ぼくのほっとするひととき 楽しみ方のひとつ ・ ・ ・…
これなに? 甘くて酸っぱい! と目をつむってから幼子は聞いた 何だとおもう? 透明グラスの中はピンク色 体にいいんだよ わかんない これはね 大きなお鍋にいっぱい詰めて入れ作った 赤ジソジュース ・ ・ ・ ・
筒がある どちらが入り口で どちらが出口か分からない 通り抜ける紐 通り抜ける空気 あらゆる心象が通り抜ける 穿たれた穴 わたしは筒 数多のいのち ・ ・ ・ ・
巷の流行喧騒 天の下の柵(しがらみ) 木の下に座して 悠悠と 境地に遊ぶ 天上の大風を感じながら ・ ・ ・ ・
蓑笠(さりゅう)のひと 飄々と風まかせ 見入る子どもの凧あげ なーんにも無いかのように 空は穏やか しかし凧はあがらない ならば良寛さんに書を 童に請われ 天を仰ぎみて 何気なくそっと書いた 天上大風 と、みるみる凧は天の上 そこでは大きな大きな風が…
● ● ※良寛をあまり知らない方は↓ ・ ・ ・ ・ ・
あとはどうなるの? 人が続けられる仕事は 1割程度? クリエイティブ系にマネージ系 そして人間が人間でしかおもてなしできない ホスピタリ系 あとはどうなるの? 機械やロボットに仕事をとられて 無い人はどうなるの? ※『人工知能と経済の未来ー2030…
今宵は 田舎のいこいの家の夏祭りで 上げられた花火を見た 近所の花火師カジヤさんの作 300発 今年見る最初で最後の花火 遠くの空が 夕暮れの紺色に夕焼け色が美しく染まって 少しずつ濃灰色になっていくのを眺めながら 上がる花火は 妙に 身に染みる 夜…
お払い箱 あれも これも 人間がやってきた仕事の多くが お払い箱 スマートな機械やロボットが取って代わって お払い箱 ※ドローン、3Dプリンター、ロボット、・・・が爆発的に普及する時代が迫っている。 テロリストが、どこかの居丈高な支配者のいる国が戦…
疲れも見せず 文句も言わず 勿論、保険もかけず 給料もいらない そして 人間の何倍もの速さで 昼夜を問わずできるまで スッスッと 仕事をこなしてしまう ・・・・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・
現在ある実に多くの人の仕事が消滅する マルクスが熱さを吹き込んだ「労働」が無くなる いまある資本主義もどうなるか・・・ そんな大いなる分岐が 2030年頃から始まる らしい (あと、14年!?) ・ ・ ・ ・
今 あるたくさんのものごとが 今 たよりにしているものの多くが 今 信じ切っているものが 今 生きる道標になっていた大きなものが ガランとひっくり返ってしまうだろう ほんの近い将来 ・ ・ ・ ・
僅かの雨が降り止み 少しずつ濃くなってきた灰色の 夕暮れ 山影にポツポツ灯る数々の灯り ゴゥロゴオロローという天からの 雷の音響 近くでは共鳴するかのような鳴き声の 秋の虫 足早に通り過ぎるサラリーマン 大きな買い物袋をさげたおばさん ジョギングや…
*8月1日〜8月30日 CAFE「みゅーず」にて (阪急「中山観音」駅下車南へ徒歩1分) ・ ・ ・ ・
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※「猛暑の良寛」とも (『RYOKAN』展より) ・ ・ ・ ・ ・
ウ〜ン どうもよくわからない でも わからないけど 面白い なんかこう 難しくて 奥深いところがあるような ギリギリニ 問イ続ケルンダヨ ソコマデ行ッテ わからなさから 心に火が点く わからなさで つながる わからなさは わからないままに ・ ・ ・ ・
どこか居心地が悪い 疑わしく 背じえないものがある こう称することに なんか疚しさを感じる 「芸術家やなあ」 この頃人からよくこう呼ばれる ちょっと浮世離れして 好きなことばかりやっているせいか 揶揄を込められもして だからひらきなおって 「芸術家は…
セミの声が止みだした頃 カア カア カア 電柱のてっぺんでカラスが鳴き出した すると遠くからも カア カア カア 呼び合っているのかカラスたち 別の遠くでは 小鳥たちが チュクチュク チュンチュン チチチチチ 今日も暑かったなあ ああ日が暮れる 日が暮れる…
巻き戻る時間 壊れたモノサシ ここに<ある>ということ その<まわり> ・ ・ ・ ・
熱せられた土の 穴底からぽつぽつ あらわれた数多のセミ 木によじ登り 枝にとまり 透明な羽をふるわせて 暑さを喜ぶ 短い命の 合唱 大地との交信 歌 ・● * ・ ・
軋む時間 ひび割れた時間 侵略され壊れた時間 ・ ・ ・ * ・ 軋む時間 割けた時間 マイ個展「RYOKAN」より ・ ・ ・
暑い とにかく暑い 太陽が背中に食い込み 身体がゆで上がる 暑くて暑くてたまらない 何度も水を飲み 何度も橋下で休む その合間に 石を積む でも こんなものではなかった 71年前のこの日 暑い とにかく暑い 吹き出す汗 流れ落ちる汗 これも 「生」 ※広島原…
以前、のじもえさんがぼくの詩を取り上げてくれて地方紙に載せてくれました。ずっと気にかかっていたので、宝山寺のケトロン祭り前に載せておきます。 ********************* この街に来たら 野路 萌 おかきさん(※)の詩を読んでいた…
このひとのからだには かぜがながれている こころのおくからも かぜがおこり ごうりゅうして 風たちがかがやいている かがやきのなかから うちゅうがみえ ちきゅうがのぞく ※※今日は朝から、4時間かかって20編の詩をつくり、このブログ『言葉の展覧会』に…
ずっと 気にかかっていたこの人 やっと しめきりすぎてあわてて すっと 風が通り抜けるように描けたこの人 良寛 ※『RYOKAN展Ⅰ』 ・ ・ ・ ・ ・
口を開けて びぃびぃ言っていたのに 急に 口を閉ざしてしまった そして 出していた顔を揃って スッと引っ込めた ツバメの子 2羽 壁から滑り落ちて もうあかん とおもっていたが なんとか間に合わせの巣を壁下に 修復して置いてあげたので なんとか育ってい…
8月1日は暑かった ヒトという生き物にとっては とても暑かった モクモク 黙々 と ムクムク 湧き上がり 空に立ちあがる 噴煙 この塊の芯に 蓄えられた物凄いエネルギーの 洩れくる兆し 時に沈黙を破る地響き 大地の呻き 果ては一瞬にして 総ては 粉々散り散…