2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『かぜ』言葉の展覧会1471

かぜは少しふいたが どこかへ飛んで行った ★ かぜをひいて 微熱があり何をするのも億劫 捨てられない紙片が、紙の集積が 落ちこぼれ忘れられた言葉たちが いっぱい溜まっている部屋で いかにも自信ありげに これはこうだ、こうでなければ やられたらやりかえ…

『寒い寝床』言葉の展覧会1470

寒さのせいか 落ち着かない心のせいか 急に目が覚めてしまった 目を瞑り眠ろうとするが眠れない それにしても寒い、零下になっているんだろう、きっと もう一度目を瞑っていようか 枕元の本でも読もうか それとも起きようか ・・・・・ ぼくは布団のなかの迷…

『大きな穴小さな穴』言葉の展覧会1469

紆余曲折の道を右往左往しながら歩いている 歩む道はこれでいいのだろうか、果たして・・・ 雑多な囚われが現れ、ぼくの根底を脅かす 途中どこかで、大きな穴が待っていた 巨大な暗闇の穴を穿って ここだよ ここへ落ちるんだよ ぼくは立ち止まり思案する 自…

『始まり』言葉の展覧会1468

終わった! と思ったが全く終わっていなかった また始めからだ 回復それとも更新、あるいは全く新生の・・・ そんなことどうでもいいや ところで始めは何だったんだろう この、今こんなふうに在ることの こんな滑稽で馬鹿馬鹿しいことをやっていることの 絶…

これから「新『と』展」inみゅーず

『宝塚現代美術てん・てん・てん』は終わりましたが、 新『と』展 ( in「みゅーず」 〜阪急宝塚線中山駅降りて南スグ〜 )はこれから、12月半ばまで開催します。 ■ ■ ■ ■ ■ ■

「宝塚現代美術てん・てん・てん」終了!

「宝塚現代美術てん・てん・てん」盛況のうちに終わりました。課題も残してですけれど・・・。新しいものを創り出すというのは、たいへんです。(ぼくの方、もうへとへとです) みなさま、ご苦労様でした。 ありがとうございました。 ・

千苅レストラン

嶋田早月

「珈琲館」

木原真男

「西谷夢プラザ」展覧会場

川合季子・川合敏久

「こむの事業所」展覧会場

■ ■ 伊佐地恵子 ■小野サボコ ■ 熊木清一 ■小林くみこ ■ 篠原克治 ■ 橘あおい ■ たてまつふみこ ■ 丹羽朗 ■ フリードリヒ・N ■ 三木優 ■ 毛利そよ香 ■ 山本理宴子 ■ 和田幸三 ■ 宝塚さざんか福祉会「めふプラザ」の方たちの共同作品 ■ ネパール ペルマン村の…

宝塚文化創造館会場イベント

■ワークショップ 石ころアート〜大野良平 ■トークイベント 「追想『元永定正 創作の世界』」 [ ※下左端に写っているのは、宝塚市長・中川智子さん。 ■ 元永定正・作品(版画) 元永定正・絵本、図録

宝塚文化創造館会場(幼稚園の子どもたち)

宝塚文化創造館会場

池田丈一 ● 笹埜能史 ● 栩山孝 ● 野崎謙 ● 堀信二 ● 山本修司 ● 吉野春朗 ● 遊上陽子 ●

目下、開催中!!『宝塚現代美術てん・てん・てん』

目下、宝塚で開催中です!! 『宝塚現代美術てん・てん・てん』 ○ ○ ○

「求里畝」ギャラリー

中谷省三

「無尽蔵」蔵ギャラリー

二葉滋

『アートの力』言葉の展覧会1467

アートに力はあるのだろうか そんなのあるわけないよ でも、小林一三はアートで宝塚という街をつくったんじゃない アートは人の生きるよろこび 幸せの創造だよ 街をもつくってしまう では、私もちょこっと 宝塚の再創造 ** <宝塚の再創造1> (チラシ表…

『緊張する井戸』言葉の展覧会1466

枯渇した この井戸に入る水はないのだろうか できるだけ多くの生き物がおいしく飲める水は ・ 言葉は踊るが何も喜べない 言葉は歌うが言葉は萎えている ・ でも、地下深くのこの緊張はなんだ!! 内へ向かうだけでなく外へ向かっている 内と外との緊張の言葉…

『大人になるとは』言葉の展覧会1465

ぼくはテレビ等に出てくる人を見たり 出会う人を見たりしていると ときどきこんなことを想う 自分だけのことを考える ぼくはぼくしか見えない 自分しか見ていない そして他人のアラばかりを見る ぼくは幼児のままだ ・・・ いつしか時が経って はるか上空か…

『と』(Ⅵ)言葉の展覧会1464

あらゆるものが「と」にある 途中の間に 始まりと終わり 人類の起源と絶滅の間 おはようとおやすみ はじめましてとさようならの 間にある ともあれ 「と」には すべての歴史や生活が包含されていて あらゆるものが混じり合っている ○

『あいだを生きる』(「と」Ⅴ)言葉の展覧会1463

私たちはあいだを生きている 言葉と言葉のあいだ 言葉と沈黙のあいだ 言葉とイメージの間を生きている こことあそこのあいだ これとあれとのあいだ 過疎と過密のあいだを生きている 正義と過誤のあいだ 素朴と汚濁のあいだ 努力と怠惰のあいだを生きている …

『「と」を書く』(「と」Ⅳ)言葉の展覧会1462

「と」を書く と いろんなものやいろんなことが湧いてくる 想像する様々な断片 ・ 「と」と書く と 紙に凝着して 言葉から離れ、ただの絵となる 「と」はしばし沈黙する ・ 「と」は書く と そこから、ワーッと魑魅魍魎が出てくる 「と」から噴き出る言葉と…

『「と」展』(「と」Ⅲ)言葉の展覧会1461

「と」展 宝塚現代美術てん・てん・てん in MUSEUM Cafe みゅーず 2012.11.15〜25 10:00〜18:30 (阪急電車宝塚線「中山駅」南へ降りてスグ) ○

『ふるさとは』言葉の展覧会1460

ふるさととは、母のふところのようなもの (T美) 「ふるさとは遠きにありて思ふもの」とは室生犀星の有名な詩である。その言葉の後に「そして悲しくうたふもの」とある。T美さんの場合、これとは違う。T美さんの詩は読んで解るようにふるさとの楽しかっ…

『「と」また再び』(「と」Ⅱ)言葉の展覧会1459

と 、 お っ と っ と 、 とと 。 とにかく 。 ともあれ ・ ・ ・ ・阪急中山駅を南に降りると、すぐ右手に真面目そうな顔の形をした建物が見つかる。近づくと、鼻はコーヒーカップが湯気をあげた絵だということが分かった。この建物は、「MUSEUM Ca…