『心性』 * No.3021

まわりがうるさくてたまらない
みにくいけものたちがうようよ
いかにも正しいというかおをして
かいにゅうしてきて
目がにごっている


おかげで
きょうしゅうてきしんせいと
じげーてきしんせいのぶつかりあい
たまったもんじゃない
きょうぞんきょうえいなのに
どろぬまの奥へ奥へ


心ってそんなにだいじなの
どろどろして
ぐにゃりとまがって
へんなものがあちこちつきでて
そこしれない
中心なんてなんにもないのに
いかにも


あいつらもういや
あたいもいやいや