『もう一つの欠片』 * No.3204

雪が残る冬日
あたいはもう一つのかけらをさがす
あのひとを待ちながら


本来の自分にもどろう
あこがれは生きる喜びを呼ぶ


さがしてもさがしても見つからない
どこへ行ったの
待っても待っても  来ない


ときに深刻な寂しさが訪れる
宇宙にただ一人漂ってる寂しさ


最初から無かったのよ かけらなんて
あのひとなんて架空のひと


青い空のなかに
透明な
三日月