『詩は人のこころを』 * No.3194
詩は人のこころを
あたたかくするときもあれば
詩は人のこころを
つめたくつきはなして
きずをつけることもある
すみませんでした
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『どこへ行ったの自分』
天上にはさまざまな風が吹いている
もろもろの他者の風が
わたしはその下でウロウロさまよっている
ウロウロ ウロウロ
エイ! とこの前決めた自分の道が変わる
弱気が出てきてまた変わる
他者の指向によって またまた変わる
自分が無い
右往左往 3転4転
いったい自分ってどこにいるの
どこにもいない
他者指向の自分だけがポツンといる
人ばかり気にして
あっちを伺いこっちを伺う
そして彷徨う
ウロウロ ウロウロ
単独で飛び込めない で、人頼りばかり
自ぶんで立てない 大地に立てない
孤独をかみしめ孤独を愉しんで生きられない
死ぬまでこうなのですか、良寛さん
この島にゃ
こんなひとたちがあちこちに彷徨っている
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