『雪降り、山眠る』 * No.3208

しんしんと雪が降り続いた
この世界のさまざまな色が、欲望が
白一色に成った
なんと爽快なんだろう、この風景
山はぐっすり眠っている


雪降りし夜
物語はひとつの終章
月(半月)がかがやき
わたしを覗いている


明日は 自分の足で
また新たな一歩を踏み出そう
さあ、
あの山と添い寝で ぐっすり眠ろう