『348回ばおばぶどくしょかい』 * No.3212

わからない うけつけないよ
この人、いったい何を語りたいのか
う〜ん、わからん


いいえ、わからないと思わないほうがいいわ
分かろうと思う読み方がおかしいの
かんせいで読まなくちゃ
伝わってくるものがあればいい
なんかこうエネルギーみたいなものを感じない?


でも、息苦しい なんだか
ヒリヒリし過ぎ このひとほんとに大丈夫なの
しにちかすぎる
わたしみたいな鈍いものにとってはわかりにくい


あたしはちがうの
断片的だけど 言葉に触発されるの
すごく好きな言葉があるし
あたいが夢中になってたときのがいっぱい出てきて
自分の中で出会うの
まるで自分の分身みたいに
じぶんが見た夢の断片が入っているわ
すごくおもしろい
可能性を感じる もう魅力的
音楽・・・、自分が好きな・・・・


う〜ん、そうかな
とりあげてくれなかったら、ぜったい読まないやろなこんな本


めんどくさいよ こころにおもってることこういうふうにとらえるの
おもしろいけど めんどくさい
まあ、しげきにはなるかも
自分を否定するでもなく肯定するでもなく
存在を考えていくしげきには


ぼくにとってはめんどうくさいなんてさらさらない
むしろ素晴らしい 素敵な感性との出会いや
エネルギーやちからを感じるんじゃなく
ぼくはもらおうとおもっている
この世にこの人しかいない
たった独りの感性探検家の生きるエネルギー
言葉のちからを








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