『マイ アート 1』 No.3468


「ナカさんの表現、いろいろいっぱい詰まっているけれど
ひとつひとつ見たらそれぞれ愉しく、優しさを感じますよ」
モリモトさんは突然言われた
突然やって来られて お茶して 彼女も愉しい方だ
なるほど、よく観ておられる
そうかもしれない
鋭い
そうにちがいない
ぼくのものの見方としても、信条としても
それが無意識のなかにあるのかもしれない
連綿として続いている自分の細胞というかDNAのなかに
「多様性なのかな
そして生命の肯定観」
ボソッとぼくは応えた