『じゅんなひと』 No.3486

これだけじゅんにいきてきたひとは
ほかにしらない

 

よごれがまったくなく
ひんがあり やさしくて
はじらいがあり

 

おちついていて
じぶんのきれいなしんねんをつらぬきとおしている

 

まさに りそうの女せい
いや りそうをこえている

 

こんな女性がこのくににまだいるというのは
すてきだ

 

よごれちまったかなしみにとうたうばかな
ぼくにはくものうえのひと