『冬の午後、里山』*No.2816

かさこそかさっかさっ
歩むごとに奏でるやわらかな打楽器


いつかこんなことがあったような


枯れ葉じゅうたんの上に
大の字になって寝転んだ


木の間からのぞく青空
そこからおりてくる光の天使
木々のいのちの清新な匂いと
そよぐさわやかな風と


ふんわりとあったかな森の中