2018-01-01から1年間の記事一覧
すっきりと 片付けてくださっている蔵の横に 菊の花が今年も咲きました 静かで可愛く とてもきれいな 小菊たち いつも見てあげるのはぼくだけ かな もう冬がやって来ます ・ ・ ・ ・
なぜか懐かしく、なぜか愉しい 里山はヒトのふるさとなのかもしれません 里山で出会う 人と山、自然 そして人と人 里山であそぶ 里山にあそぶ 恵みを少しいただいて 里山を共に有し 里山でからみ合う 野性的で高潔 里山で生きる 里山でつながる 時の間が潤う…
暑い熱い夏の想い出 あざやかな紅 優美なひと 忘れられない細い指の感触 棘のあるやさしかった言葉 あなたが好きでした ・・・ 今はもう秋 堅く厚い黄紅色のかわにつつまれて ねむる恋の秘密 詩人王安石の 女神ジュノーの 釈迦の ペルセポネーの 哀しく麗し…
閉じられた窓がギリギリと開いて ほんの少し新しい風が入ってきた しかし内は未だどんよりとよどんだまま 荒々しい流れがあれば流されてしまいそう 逆流や渦巻があれば呑み込まれてしまう * ぼろぼろな体はもう歴史的な限界がきている 小さな物語同士のせめ…
変わった と かれは自信たっぷりに語る ほんとに変わったの と かのじょは不安げに問う 変わったよ 見てほしい このリアルを ちっとも変わってないわ と かのじょは疲れ果てて言う でもここは変わったじゃないか かれは声を荒げて説き伏せる うーん ほんとに…
ゆらり ゆらゆら ここちよさそうに風になびく ゆらり ゆらゆら コスモスとゆれあい 心が通じあう いい風ですね いい風です ツンと真っ直ぐ立っていた穂も しなやかに ゆらり ゆらゆら いのちって ゆらゆら いきいき 秋晴れの下で ゆらり ゆらゆら ・ ・ ・ ・
ちろちろと しずかなリズム かすかに わずかなひととき てのひらにつつみこんだお月さん 夜の草いきれのなか ワンカップ片手に 虫の(音ね)を 独りたのしむ秋の夜 ・ ・ ・ ・
『玉瀬お茶サロン』 * No.3367 みんなでワイワイ‼ 「この玉瀬のお茶サロンは、ホントに楽しいんです」と、本当に嬉しそうに話される。みんなでワーッとやります。美味しい本格的コーヒーを飲んで、お喋りをするんです。話題はいくらでもあります。社会的な…
ぼく自身はプライバシーなんてそんなに困ったことじゃないし、プライバシー云々はどうでもいいんですが、世の中には「プライバシー、プライバシー」等と口走る人が増えてきたように思います。最近ここ、とみに顕著になったような・・・。 じぶんがのぞいてい…
くくくっと 我をのぞきて 笑うキセルナンバン ・ ・ ・
ポツン ポツンと 緑の中で炎が燃えているように 畔のあちらこちらに咲いてくれた曼殊沙華 9月、みるみる伸びて このお彼岸に必ず再会する ほのおの花 彼岸花 赤く あざやかに たったひとりでも 美しく咲いている あの日々の想い出 情熱の花のいぢらしい言葉 …
内と外の きびしい呼応 長雨終わる ・ ・ ・
火花を散らし どしゃぶる きみの秋雨 ・ ・ ・ ・
秋の空 ずるいふたりの だまし合い ・ ・ ・
乱れしこころ このじきだけの 彼岸花 ・ ・ ・
自分の中 風が吹き また知らない自分が ・ ・ ・
雨のはざま久しぶりに 少しだけぼくに微笑みかけてくれる秋 こがねいろに染まったたんぼ 倒れた稲穂 午後はまた雨が降るらしい ひとときの曇り空の下の なごみ ・ ・ ・
つらい眠りより覚めて青空にコスモス ・ ・ ・
秋のみず想い出たまり生き方へ ・ ・ ・ ・
青や白の下に 濃淡さまざまな緑 その緑のしたに 黄色 まじる黄金色 里山の 秋の色が少しずつ変わっていく 大地の色に近づきながら これからがカラフルだ ・ ・ ・ ・
あばらやの 屋根のあたりに 朝がいる もうすぐぼくは久々の朝陽をみるだろう 空がどんよりして こまかい雨がそぼついている ぼくは手をかざして 朝の空にむかう 雨よ、雨 今日は降るのはやめておくれ 山は笑っている こがねの田んぼもげらげらと声をあげる …
あなたも ぼくも だれもかれも じぶんのことにせいいっぱい ・ ・ ・ ・
この1年間半ぐらい ぼくの生きざまにとって 「孤軍奮闘」という言葉がぴったり合いそうなきがします それは今なお続行中 いいのかわるいのか とにかく闇雲にくぐり抜けなくてはならない 孤軍敗退、孤軍退散にならないように 注意、注意! 秋の日に 孤軍奮闘…
秋雨の修正したき過去数多(あまた) ・ ・ ・
ただ何気なく 風景や気象や 起こってくる事態に 人々や猫の振る舞いに触発されながら いややなあ、こまった、へえ、たいへんや 等とヒトは喋り合っている 自分の身に振りかかるまでは 「世の中、がらがらっとかき回してポンっとゼロにしてしまったらええんや…
うん、そうだ、そうだと 相槌を打ちながら、朝ドラを視ていました 少なくともぼくの場合、そうです いつまでも、あの日あの時のドキドキが忘れられないのです いまなお、それを引きずって「ときめき」を実現しようと・・・ 消えそうになって 消えない 小さな…
群れから外れて 井戸の中に住みました 狭い狭い世界です 上に見えるきれいな青空だけが夢です しばらくして井戸から出て 川へ飛び込み 流れに乗りました 速く遅く流れるだけの世界 ときに淀み ときに渦巻きます 夢はどこへ行ったのでしょうか 流れの中のどこ…
とても大事で、見過ごしていること 今というか、現在のなかの幸せ ぼくの幸せ それは、友だちでも 家族でも 恋人でも 同志でもいい 気の合う人、好きな人、大事な人といっしょに過ごすってこと おしゃべりをしたり、朝食や夕食を食べたり 買い物に行ったり …
いきおいがあった なぜ、そんなに ぼくはまだこんなところで よどみ ぐるぐるうずまき もたもたぐずついている だれか そのいきおいのいみをおしえてください ながれていく すべてながれていく そんなながれのなかでの謎とき どうして なぜ ぼくはこのような…
彼女に出逢った こんなときめきの出逢いって 縁? 運命? ・・ 誰よりも純粋だった 彼女は夢を 理想を 熱く熱く熱情的に語った そこでぼくら二人だけの秘密結社をつくった あれから2年半 あの夢を熱く語り合った彼女はもういない えっ、うそー なぜ彼女は夢…