『遠い空の孤独』 No.3670

暑さが抜け
わずかばかり涼しさが訪れた

 

草たちは活き活きと
生きようとしている

 

秋はかくれたまま
まだ見えない

 

自分を見つめ無常を感じるには
まだ早すぎるのかもしれない

 

あるいは あの青空の彼方でふわふわと
孤独は旅をつづけているのかも