夜中まで 裏の畑で 畝をたがやしたり
黒豆の種豆を蒔いたり 里芋をうえたりしていると
いっぴきの蛍が飛んできて 畑を舞いだした
暗闇の中で
かぼそいひかりの線が カーブしたり
きゅうこうかしたり ふんわりただよったり
舞っている まぼろしのように
あなたもひとりでがんばっているの
もうはやくしごとをおしまいよ
というように 向こうの方へ消えていった
ぼくは魅とれたあと 農作業を終え 家に戻って風呂に入った
今年もまた会いに来てくれたのか
※昨夜、20時半ごろのこと。農作業しているぼくの所へ
一匹のホタルが来て舞って去って行ったのです。まるで
まぼろしの舞を見ているようでした。
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