『危機から分岐点へ』 言葉の展覧会1050

いまだに危機はつづいているけれど
とても痛ましく悲しい現実だけれど
どこか
きざしがある
それはとっても小さな
まだ見え隠れしている
一条の光
どうやらこれは
未来の扉の隙間から洩れているらしい



遠いくにからの讃嘆や応援
あちらからもこちらからも



私たちはいま
無残だけれど輝いている分岐点に立っている
後ろを見るばかりでなく
歯をくいしばり前に向かって
一歩踏み出さなくっちゃ




東日本大震災が起こってからもう13日目。アメリカや中国などいろんな国から、礼賛や応援の声が聞こえてくる。「冷静さを絶賛」「国民の抑制された対応を絶賛」「略奪や暴動を起こさず、相互に助け合う」「国民の自制や自己犠牲の精神」「広い意味の日本文化の核は決して変わらない」、・・・・そして「日本の悲劇=危機から分岐点へ」「新しい目的意識を持つ日本の登場」。これらは本当に大きな励みだ。