『自由4』*No.2494

最初に
ただ生まれたに過ぎない自分がいた
与えられた存在である
その時、名前が付けられこの世に記された
次に
おそらく自分を生んでくれた母であろう
他人に認められて自分という主体が形成された
そして認めてくれた他人の眼差し知ると
錯覚が生まれた
自分が自分で選んでいるんだ
そんな気分になった
人生を引き受けたのだ
やがて
責任を持った大人として生きようとおもう
とうとう
ここで変身するのだ
自由な主体に!