『寒さの中で片隅に咲く花』 * No.3176

寒さの中
片隅で咲いている一輪の花は
なんときれいなのだろう


だれからも見られなくても
けなげに花を咲かしている


認められなくても
自ら咲き続ける
美しさがある


やりたくても
やらない
大切なもの
があるような気がする


どうしようもないことだってある
やるせないことだって


でも自分独りで泣き続けることだってできる
ほんのささいなことに幸せをみつけることだって


片隅に咲く花は
たった一輪
とても美しく咲いている