今宵、メタモルフォーゼで

aiueokaki2005-06-17

  夜9時にメタモルフォーゼへ行った。今、ワァダダ・コウゾーさんと大野やすひろさんとぼくとの3人展をやっているからだ。しかしメタモルフォーゼへ行くのは、搬入以来今日が初めて(17日ぶり)なのだ。自分たちの展覧会をやっておきながらなんという奴だコノヤロウ!!、と自分を怒りたくなる。スミマセン。でもマスターの坂出さんは寛大で、こんな感謝知らずな者も許してくれる。

 入ると、ギャラリー「2001」のオーナーの清水さんがいた。清水さんはてっきり未だ病院に入院中だと思っていたので、びっくりした。かなり痩せていた。退院おめでとう、と言うと退院ではないと言われた。隣にアイスランドの美術作家HALLDOR Asgeirssonさんがいた。明日から「2001」で個展をし、18日明日に溶岩をバーナーで溶かすパフォーマンスをすると言ってDMをもらった。
 後ろを振り向いてよく見ると、カウンターに大野良平さんがいた。まだ立っていたので彼の横に座って、ビールを注文した。聞くと、彼は5時半から飲み始めたそうで、少し呂律が回らなくなっていた。宝塚現代アート6.5や生瀬・ミックスアートの話をした。
 しばらくして、客がたくさんきたので、清水さんとHALLDORさんのテーブルに移った。そこでは、清水さんの病気談を聞いたり、HALLDORさんの作品や「具体」について語り合ったたりした。英語がわからなくて往生した。少しすると、山本淳夫さんと彼女(名前を忘れた)が入ってきて6人になった。話しているうちに時間が経ち、最終電車に間に合うように大野さんと二人で帰った。
 今日の夜は楽しいひとときであった。仕事の帰りがけにちょっと嫌なことがあったけれど、それが解消されてしまった。



※写真は、シャボン玉・大財布パフォーマンスで、シャボン玉を追っかけて子どもたちが寄ってきているところ。左でギターを弾いているのが、田路幸博さん。
         〜宝塚現代アート6.5〜より