『どん底目線』*No.2484

もう何年か前に
上から目線で見んといて
と息子に言われたことがある
ハッと そのとき気付いた
確かにそうだ
自分がいちばん嫌っていたことを
自分がやっていたのだ
情けなかった
あれから気を付けて横から目線とか
下から目線で見るように心がけてきた
ときに斜めから見る目線は面白いとおもった
しかし、良寛は「どん底目線」なのだと知った
おそらくこんな目線の人はほとんどいないだろう
ただただ近づきたいばかり
やはり修行
良寛が長年、いや生涯したように
修行から身についた見方
とかなんとか
俗人凡人であるぼくは
ただただ・・・