『2014年、初春、東北の海』言葉の展覧会1763
しんと冷えた初春の海
波は静かに 碧く蒼く
もう戻らない日々に
耐えながら
愛しい人の面影いだく
とにかく気を紛らわせなければ
狂ってしまいそうな
あの部屋のあった所に
春草の新芽
苦しみを引き受けるしかないのに
未だ立ち直れない
どうしても
越えていきたい
越えられない
海は何もなかったかのような穏やかさ
あれから3年
●
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しんと冷えた初春の海
波は静かに 碧く蒼く
もう戻らない日々に
耐えながら
愛しい人の面影いだく
とにかく気を紛らわせなければ
狂ってしまいそうな
あの部屋のあった所に
春草の新芽
苦しみを引き受けるしかないのに
未だ立ち直れない
どうしても
越えていきたい
越えられない
海は何もなかったかのような穏やかさ
あれから3年
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