『連れ添う二人』*No. 2956

運命は
エレベーターでの
出逢いであった
ピアノ曲の本で一言声をかけたのが・・・
カレーライスを食べながら聞く
そして
あっあの女性(ひと)だ
二度目もエレベーター
このカレーは美味しい
三度目はエレベーター
と 違って 改 札 口
すれ違いざまに あっ


最初に出逢ったエレベーター
ひと目見て想った
あっ、このひとと・・
あの運命的な出逢いの瞬間


かれはかのじょがだいすきで
とてもだいすきで
かのじょもだいすきだといってくれるかれがだいすきで
連れ添って
30数年が経ったいまもなお



ピアノを弾いた後カフェでカレーを食べながら
襟口が四分の一とれている
魅惑的なTシャツを着た彼女に
その話を聞かされた


ほんとにいい話だった
ほんとにいいひととであったなあ
ほんとにいいひとたちだ
ああ、美味しかった