『他者と』 * No.3253

一緒にいるけれど
寂しい気持ちになる


同好会で協働してやっていきたいのに
品性悪く、よこしまな心が見え隠れして
辞めてほしくおもう


長年共に連れ添ってきたのに
価値観が全く正反対だと実感しても
籍はまだ離れないまま続いている


生理的嫌悪感があり
嫌な面がしばしば見られる・・・
と告げられる


此畜生! なんて奴だ! 
もう腹の虫がおさまらない!!
払下げやーーー!


多かれ少なかれ、人とつきあうとき
こんなことばかりひっきりなしにある
という前提に立って関係しなければならない


他者との関係は実にやっかいだ
しかし、関係は必然で続けなければならない


父母であろうと兄弟であろうと配偶者であろうと恋人であろうと
所詮、自分以外はみんな他者なのだ


渡る世間は
自分のおもいと他者のおもいのぶつかりっこ


だからぼくの処世訓は
「来る者は拒まず 去る者は追わず」
くっついたり はなれたり
あっさりと
すこし距離をおいた他者と自分とのおつきあい


でもときどき
まえのめりになってしまうときが往々にしてある・・・
このときはもうかんぜんにびょうきだ
ああ、にんげんよ