『ぼくの詩』 言葉の展覧会832

夕方から
パソコンの前に座って
空白を埋めようと
一挙に十六の下手な詩を書いてしまった


なぜか
どこか引き寄せられて
二十年以上経った今も書き続けている


ほとんどゴミのような言葉だけれど
ぼくにとっては心なごむ宝もの


あるときの
あるこころで書いたものが
ぼくの片隅に疼いている