『ネコとの仲』 No.3691

このごろ朝方、ネコがいつものように
屋根からやってきて
ぼくの寝ている二階の部屋を知っていて
とても高く可愛い声で
ミュアーン
となく

 

ぼくは知らんふり
ネコは窓の戸をガリガリして鳴き続ける
ミューン ミュアオーン
ぼくは入れない

 

ミューンミューン
ミュアーン
まだ鳴き続けている

 

「さあ、はいっといで ツバキ」

 

今日はツバキ 
昨日はツムギだった