『月明りで畑を耕す』 * No.3124

黄昏の薄暗さが少しずつ濃さを増してきて
夜になってもぼくは畑を耕している
耕運機を終えると月が顔を見せてくれた
さて次は、畝づくり
鶏糞、牛糞をまいて
整えてできた畝七つ


1ぴきの秋の虫が楽しそうに鳴いている
夜の空気が少しひんやりとして
清らかだ


今宵は満足
待っているあたたかい風呂と
つめた〜い麦酒