『朝の秋雲』 言葉の展覧会1152
六時
ぶるっと目が覚めた
寒い
誰かが呼んだようだったが空耳か
鳥だったのか
カーテンを開けると
もう猛暑は遠くへ行って
すっかり秋が来ていた
吹き荒れた台風は嘘のように
朝の青い空のキャンバスには
白いうろこの絵がひろがって
あかるい
*
六時
ぶるっと目が覚めた
寒い
誰かが呼んだようだったが空耳か
鳥だったのか
カーテンを開けると
もう猛暑は遠くへ行って
すっかり秋が来ていた
吹き荒れた台風は嘘のように
朝の青い空のキャンバスには
白いうろこの絵がひろがって
あかるい
*