『キャラ疲労』 言葉の展覧会958

aiueokaki2010-11-20

キャラキャラキャラと
キャラを演じる
その笑いの中の孤独

わずかな差異で
いじられいじめられいじいじさせられ
天然の毒舌のお馬鹿の居場所をつくり
受けを受けを受けをと
欺きながら取り繕う
狭い閉じこめられた蛸壺のなか
なんとか誰かとつながりたいと
幻の糸をすがって打ってみる
キャラもえキャラ変えキャラバカキャラキャラキャラ
演技も最初はよかったものの
いまじゃ疲れ果て
へとへとに
・・・
・・・
・・・
「バッカじゃないの。外に出ちゃえば何ともないよ。キャラキャラキャラ」