『0.01ミリの微粒子』言葉の展覧会957

aiueokaki2010-11-19

何を語るのだろう
小さな小さな砂粒
とおい遠い名残
生成する太陽の
        地球の
              火星の金星の月の
化石
秘められた 分裂の増殖のオスとメスの
生と死を繰り返す謎
そこには希望があった
生命という希望が
もうとうに忘れてしまった
私たちの元
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                 長い長い道のり
                 600000000Kmの旅
                  一時行方不明にもなったが
                  奇跡的な地球への帰還
                 小惑星探査機はやぶさに乗せられた小さなカプセル
                 その中に0.01ミリ程の微粒子が入っていた
                 小惑星イトカワの太陽系の化石
                 46億年前の名残
                 知を求める研究者たちの生涯にわたる積み重ねと
                 不断の情熱の
                  成果
                 アミノ酸は果たしてあるだろうか

   さて 0.01ミリの微粒子は何を語るのか
   そこから私たちは何を読むのか
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