言葉の展覧会190
ひょんと
てのひらにのった山
じつにかわいくて
ぼくはいつまでもいつまでも
こいびとのようにみつめていた
そのうえをここちよさそうに雲が
ふーんわり およいでいる
晩春のちいさなちいさな幻想は
ここちよく
ぼくのこころをそっとふきぬける
さわやかな朝だ
ひょんと
てのひらにのった山
じつにかわいくて
ぼくはいつまでもいつまでも
こいびとのようにみつめていた
そのうえをここちよさそうに雲が
ふーんわり およいでいる
晩春のちいさなちいさな幻想は
ここちよく
ぼくのこころをそっとふきぬける
さわやかな朝だ