アトリエ訪問 美術家・大野良平

aiueokaki2006-05-14

「宝塚アート見聞記」(うぃず・たからづか 6月号)で、大野良平さんが紹介されていた(写真)。大野さんとは昨夜のTA*CO会議で会ったところだ。彼は一杯飲みながら、重みのある声で語る。作品も重みがある。中身が濃く重いのである。それは失われたものや壊れたものに注ぐまなざしである。重いのはそれが命に直接触れているからかもしれない。また、記憶としての作品と再生としての作品が微妙に交差しながら未来に向かっている。未来は、ひらかれ耀きにみちた、うるおいのあるまちである。


会のあと、田路幸博さんとの3人でカラオケに行って大いに歌った(各々カラオケで一緒に歌うのは初めて)。大野さんは低音の魅力で上手い。ミュージシャンの田路さんはさすが。
楽しいひとときであった。