村上三郎メモリアル

ＢＡＲ「メタモルフォーゼ」店主の坂出さんより、以下のメールが送られてきた。

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先般お知らせしましたように、来年1月11日で村上三郎氏が
没して10年になります。たいへん示唆に富んだ作品を放ち続けた
彼の足跡は、芸術史上たいへん重要な位置を占めていることは
言うまでもありません。が、しかし
彼の思想―存在に向き合う真摯な態度、作品の持つ純粋性は
ともすれば一般人を寄せ付けぬような厳しさを持っていることも事実です。

このような村上三郎という“芸術界の巨人”を記念するイヴェントを
私のような一介の店主が企画するには、畏れ多いものがあることは
百も承知ですが、氏から多くを与えられた者として
臆することなくグループ展「村上三郎メモリアル」を
メタモルフォーゼにて敢行したいと思います。

わたし同様氏から多くを学んだ方、氏の作品や思想に
興味をいだかれる方、氏のことをあまり知らない若い方・・
“自分なりの村上三郎”で結構ですから
多くの方にご参加をお願い致します。

尚、1月5日午後4時よりメタモルフォーゼの入り口にて
堀尾貞治氏による“紙破り”を予定しています。

暮れも押し迫ってからの企画で情報伝達も
充分ではありません。
このメールを貴方が推薦する方々に回覧していただけたら幸いです。

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＊私の村上三郎＊

平成18年（2006年）1月11日で村上三郎氏が亡くなられて10年になります。生前はバー・メタモルフォーゼの常連として約4年間に亘って通われ、酒を飲み交わしながら私たちに多くを与えてくださいました。そこで「没後10年目のメモリアル」ということで当店ではグループ展を開催することとなりました。題して「村上三郎メモリアル―私の村上三郎」奮ってご参加ください。尚、1月5日午後4時、当店入り口にて堀尾貞治氏によるパフォーマンス「紙破り―まねしん」が行われる予定です。その後搬入ということになりますが、搬入日は5日以降でもかまいません。各自都合の良い日（但し日祝を除く）に搬入なさって結構です。開催期間中に他のイヴェントも計画していますが決まり次第お知らせいたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　坂出達典
日時　　　　　　　　　2006年1月5日〜31日
テーマ　　　　　　　　「私の村上三郎」
出品料　　　　　　　　無料
搬入　　　　　　　　　1月5日〜
搬出　　　　　　　　　1月31日
パフォーマンス　　　　1月5日　午後4時
その他イヴェント　　　未定